抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,PMSMの低振動のためのモータ構造と制御法を提案した。トルクリプルとラジアル力は振動と騒音を引き起こす。それらの中で,6次トルクリプルと6次ラジアル力に,本論文では注目した。そのため,それらの抑制が必要である。しかし,単一巻線を有する一般的な三相PMSMにおいてそれらを同時に抑制するのは難しいことが知られている。そこで,巻線偏向を有する多重巻線を採用することによって自由度を増加した。高調波電流の重ね合わせによって6次ラジアル力を抑え,構造によって6次トルクを無効にするための手法を提案した。6次ラジアル力は,提案手法で98.9%減少した。6次トルクリプルは,主トルク成分および他のトルクリプルよりはるかに小さいので,それを構造によって抑制した。(翻訳著者抄録)