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J-GLOBAL ID:202002229782643451   整理番号:20A1991747

アルケノン生産種の多様性-陸水域における温度プロキシとしての発展について-

Diversity of long-chain alkenone producers-Developments of temperature proxy in inland waters-
著者 (2件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 79-96(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ハプト藻類(Isochrysidales haptophytes)のメンバーにより生産されるユニークなクラスの脂質バイオマーカーである長鎖アルケノンは,海洋堆積物コアから過去の海面水温(SST)を再構成するために広く使用されてきた。最近数十年間,アルケノンがいくつかの淡水湖と塩水湖からも発見されている。湖といくつかの縁辺海におけるアルケノン古温度計の応用は,典型的な海洋アルケノン生産者とは異なる種の潜在的発生によってしばしば妨げられる:異なる種は,しばしば著しく異なる温度キャリブレーションを示す。最近の分子生物学的研究は,アルケノン生産者における多様性の全体的な見解を更新し,Isochrysidalesを3つの主要グループに分けた:グループIは淡水湖に存在する環境シーケンスより成り,グループIIは,塩水湖と縁辺海でしばしば見出されるIsochrysidaceae haptophytesを含み,グループIIIはNoeelaerhabdaceae haptophytes(海洋種)から成る。グループII種の実験室培養実験は,バイオマーカー組成と温度キャリブレーションの両方で有意な化学分類学的変動を強調し,グループIIIと比較してより広い系統発生多様性を反映する。最近の野外研究は,グループIハプト植物におけるアルケノンと温度応答の保存特性も示唆する。環境DNA分析と化学分類学的プロファイリングの組合せは,アルケノン生産者の同定と古気候と古環境研究のためのアルケノンベース指標の応用の改善に不可欠である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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水圏・生物圏の地球化学  ,  岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (102件):
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