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J-GLOBAL ID：202002229885320060   整理番号：20A2115432

防災政策における災害時多言語情報提供の実効性に関する考察

Study on the Provision of Multi-lingual Information on Disaster Prevention Policy at the Event of a Natural Disaster

著者 (1件)： 菊池哲佳 (慶応大 SFC研)
資料名： 災害情報  (日本災害情報学会誌)
号： 18  ページ： 235-245  発行年： 2020年07月 
JST資料番号： L7755A  ISSN： 1348-3609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・「多文化社会」日本における防災政策の現状と課題(平時の外国語版防災マップの効果が十分でない,災害時における多言語情報提供のための体制整備が困難)に関する論述。
・東北地方の外国人を対象とした防災意識やリスク・コミュニケーションのあり方を明らかにし,地域防災に外国人を包摂する方法を考察するためのアンケートの紹介。
・アンケートの結果からの災害時の多言語情報提供の限界(速報性-多言語化によるタイムラグ,情報の個別性-文化的背景の違い,情報の流通性)に関する考察。

シソーラス用語： *防災 ,  政策 ,  *災害 ,  情報 ,  *情報サービス ,  多様性 ,  人間 ,  外国語 ,  *言語 ,  アンケート ,  東北地方 ,  意識 ,  リスク ,  地域 ,  情報流通
準シソーラス用語： 外国人 ,  言語情報 ,  *情報提供 ,  *多言語 ,  多文化

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (46件)：

• 赤石一英 (2017), 緊急地震速報の多言語辞書の作成, 災害情報, 15 (2), pp29-39
• 朝日新聞 (2018), 災害と外国人 多言語化をもっと, 2018年8月17日朝刊
• 朝日新聞 (2019), 「増水の川へ避難を」翻訳ミス、 日系ブラジル人に発信, 2019年10月18日朝刊
• 外国人地震情報センター編 (1996), 阪神大震災と外国人-「多文化共生社会」の現状と可能性, 明石書店
• 片岡博美 (2106), 地域防災の中の「外国人」-エスニシティ研究から『地域コミュニティ』を問い直すための一考察-, 地理空間, 9 (3), pp285-299

タイトルに関連する用語 (5件)： 防災 ,  政策 ,  災害 ,  多言語 ,  情報提供