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J-GLOBAL ID：202002230246023285   整理番号：20A0899366

マウス肺からの単層カーボンナノチューブのクリアランス:定量的評価【JST・京大機械翻訳】

Clearance of single-wall carbon nanotubes from the mouse lung: a quantitative evaluation

著者 (5件)： Zhang Minfang (CNT Application Research Center, National Institute of Advanced Science and Technology, Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8565, Japan. [e-mail]) ,  Xu Ying ,  Yang Mei ,  Yudasaka Masako ,  Okazaki Toshiya
資料名： Nanoscale Advances  (Nanoscale Advances)
巻： 2  号： 4  ページ： 1551-1559  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5051A  ISSN： 2516-0230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近赤外領域で光を吸収するカーボンナノチューブ(CNTs)の特性に基づいて,肝臓,肺,脾臓のようなマウス組織中のCNTsの生体内分布を定量化する方法を開発した。この方法を用いて,60日間のマウスへの静脈注射後の単層CNTs(SWNTs)の速度論的生体内分布を成功裏に調べた。結果は,CNTの生体内分布が,2つの異なる直径のSWNTを比較することによって,直径に依存することを示した。より大きな直径(1~5nm)を有するSWNTは,より小さい直径(0.7~0.9nm)を有するものより,肝臓または脾臓においてより多く蓄積したが,肺においてより少なかった。肝臓と肺における両方のSWNTsの量は時間とともに減少し,脾臓における有意な変化を示さず,組織学的分析によっても確認された。特に,両SWNTは60日以内にほぼ完全に肺から除去され,SWNTの肺毒性は低量のCNTs(<70μg g-1)が肺内に入ると低くなることを示唆した。さらに,両SWNTのマウスへの注入後の血漿および器官におけるサイトカインTGF-β1,IL-6,INF-γおよびTNF-αの測定から,明らかな炎症反応は見られなかった。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 血漿 ,  生体内分布 ,  脾臓 ,  速度論 ,  サイトカイン ,  TNFα ,  TGFβ ,  *単層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： 肺毒性 ,  炎症反応 ,  近赤外領域 ,  静脈内注射 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  肺 ,  単層カーボンナノチューブ ,  クリアランス ,  定量的評価