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J-GLOBAL ID：202002230623494884   整理番号：20A1734733

ESR1安定化長鎖非コードRNA TMPO-AS1はホルモン不応性乳癌進行を促進する【JST・京大機械翻訳】

ESR1-Stabilizing Long Noncoding RNA TMPO-AS1 Promotes Hormone-Refractory Breast Cancer Progression

著者 (7件)： Mitobe Yuichi ,  Ikeda Kazuhiro ,  Suzuki Takashi ,  Takagi Kiyoshi ,  Kawabata Hidetaka ,  Horie-Inoue Kuniko ,  Inoue Satoshi
資料名： Molecular and Cellular Biology  (Molecular and Cellular Biology)
巻： 39  号： 23  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0266B  ISSN： 0270-7306  CODEN： MCEBD4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACT要求内分泌療法耐性は,乳癌患者に対する有意な臨床問題である。近年,癌進行の重要な調節因子として,長い非コードRNA(lncRNA)に注目が払われている。癌ゲノムAtlasデータベースにおける乳房浸潤癌のRNA配列決定データに基づいて,増殖バイオマーカーと有意に相関する機能的lncRNAとしてチモポイエチンアンチセンス転写物1(TMPO-AS1)を同定した。in situハイブリダイゼーションにより分析したTMPO-AS1陽性は,乳癌患者の予後不良と有意に相関する。TMPO-AS1発現は,親細胞におけるレベルと比較して内分泌療法耐性MCF-7細胞においてアップレギュレートされ,エストロゲン誘導性であった。TMPO-AS1実験の利得と損失は,TMPO-AS1がin vitroとin vivoでエストロゲン受容体(ER)陽性乳癌細胞の増殖と生存を促進することを示した。マイクロアレイを用いた全体的発現分析は,TMPO-AS1がエストロゲンシグナリング経路と密接に関連することを示した。TMPO-AS1はESR1 mRNAとの相互作用を介してESR1 mRNAを安定化させることによりエストロゲン受容体1(ESR1)mRNA発現を正に調節することができた。TMPO-AS1によるESR1 mRNAの発現増強は,ER陽性乳癌の増殖で重要な役割をする。著者らの知見は,ホルモン依存性乳癌進行および内分泌耐性の根底にある分子機構の理解への新しい洞察を提供する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： データベース ,  *RNA【核酸】 ,  mRNA ,  *ホルモン ,  ゲノム ,  乳房 ,  *乳房腫瘍 ,  in vitro実験 ,  エストロゲン受容体 ,  バイオマーカー ,  MCF7細胞
準シソーラス用語： *エストロゲン受容体α ,  予後不良 ,  *腫瘍進行 ,  mRNA発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： ESR1 ,  安定化 ,  長鎖非コードRNA ,  ホルモン不応性 ,  乳癌 ,  促進