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J-GLOBAL ID:202002230766761888   整理番号:20A1861390

ポリグリセロールグラフト化は蛋白質Corona形成からマクロファージ取込を回避する【JST・京大機械翻訳】

Polyglycerol Grafting Shields Nanoparticles from Protein Corona Formation to Avoid Macrophage Uptake
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 7216-7226  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生体液との接触により,蛋白質はナノ粒子(NP)表面に迅速に吸着され,蛋白質コロナを形成し,これはオプソニン化を開始し,マクロファージ取込みによるNPの迅速なクリアランスを促進する。ポリエチレングリコール(PEG)官能化は,蛋白質吸着を減少することによりマクロファージ取込みを回避するための標準的なアプローチであるが,非特異的取り込みを完全には除去できない。ここでは,ポリグリセロール(PG)グラフト化を,PEGに対するより良い代替として示した。種々のサイズと材料のNPを,反応条件を制御することによって30,20および10wt%含有量でPGおよびPEGでグラフト化し,得られたNP-PGおよびNP-PEGをIR分光法および熱重量分析によって定量的に特性化した。ウシ胎児血清及びヒト血漿における蛋白質の吸着に対する抵抗率をポリアクリルアミドゲル電気泳動,ビシンコニン酸アッセイ及び液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析により比較し,PGがPEGよりも効率的に蛋白質吸着を遮蔽する一貫した結論を得た。マクロファージ取込を透過型電子顕微鏡および吸光分光法または誘導結合プラズマ質量分析により分析し,PGがPEGよりもマクロファージ取込をより効率的に回避することを明らかにした。特に,30wt%(NP-PG-h)でPGで被覆したNPは,NPサイズとコア材料に関係なく,コロナ形成をほとんど完全に防止し,マクロファージ取り込みの完全な回避につながった。本知見は,PGグラフト化がナノ製剤における抗生物汚損特性とステルス効率を改善するナノ医療における有望な戦略であることを示した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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