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J-GLOBAL ID:202002230939652481   整理番号:20A0594584

分枝鎖ポリアミンは超好熱菌において高温でRNAポリメラーゼを安定化する【JST・京大機械翻訳】

Branched-chain polyamine stabilizes RNA polymerase at elevated temperatures in hyperthermophiles
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 275-285  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0553A  ISSN: 0939-4451  CODEN: AACIE6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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分岐鎖ポリアミン(BCPA)は,(ハイパー)好熱菌で見出されるユニークなポリカチオンである。Thermococcus kodakarensisは85°Cで最適に成長し,BCPAシンターゼA(BPSA)によるスペルミジン(SPD)への脱炭酸S-アデノシルメチオニン(dcSAM)アミノプロピル基の逐次添加によりBCPA N4-ビス(アミノプロピル)スペルミジンを生成した。T.kodakarensis BPSA欠失変異体(DBP1)は93°C以上の温度で増殖せず,過剰細胞質SPDの蓄積後に長い遅れ期間後にのみ90°Cで増殖した。これは,BCPAがより高い温度で細胞増殖において必須の役割を果たし,BCPAが遺伝子発現の制御に関与する可能性を高めることを示唆する。転写に及ぼすBCPAの影響を調べるために,RNAポリメラーゼ(RNAP)コア画分を,His標識RPOLを運ぶ別のBPSA欠失突然変異体DBP4(RNAP_DBP4)から抽出し,その酵素特性を野生型(WT)細胞(RNAP_WT)からのRNAPのそれらと比較した。LC-MS分析により,9つのリボソーム蛋白質がRNAP_WTから検出されたが,RNAP_DBP4のみが検出されたことが明らかになった。これらの結果は,BCPAがRNAPとリボソーム間の結合を増加させ,転写と翻訳の効率的な結合を達成することを示唆する。両方のRNAPsは80°Cでin vitroで最も高い転写活性を示したが,RNAP_DBP4の比活性はRNAP_WTのそれより低かった。SPDとBCPAの添加により,両方ともRNAP_DBP4の転写活性を増加させた。しかし,BCPAによる上昇は10倍低濃度で達成された。BCPAの添加はまた,90°Cでの熱不活性化に対してRNAP_DBP4を保護した。これらの結果は,BCPAが,高温でRNAP複合体を安定化することにより,T.kodakarensisにおける転写活性を増加させることを示唆する。Copyright Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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酵素一般 
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