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J-GLOBAL ID：202002231101048254   整理番号：20A0530029

放散虫群集から推定した中~後期中新世における東北太平洋亜熱帯環流(California海流系)の変動【JST・京大機械翻訳】

Variation in the eastern North Pacific subtropical gyre (California Current system) during the Middle to Late Miocene as inferred from radiolarian assemblages

著者 (2件)： Kamikuri Shin-ichi (Faculty of Education, Ibaraki University, Bunkyo 2-1-1, Mito 310-8512, Japan) ,  Motoyama Isao (Faculty of Science, Yamagata University, Kojirakawa 1-4-12, Yamagata 990-8560, Japan)
資料名： Marine Micropaleontology  (Marine Micropaleontology)
巻： 155  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2182A  ISSN： 0377-8398  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： California電流は,Californiaマージンに沿った一次生産性に影響を及ぼし,それは地球規模の炭素循環において重要な役割を果たす。以前の研究は,鮮新世以降の気候変動に対するCalifornia海流の応答を調べてきたが,古気候が著しく変化した時,中期と後期中新世の間のそれについてはほとんど知られていない。ここでは,中期から後期中新世までの以前に公表されたデータと統合された放散虫化石群集の新しいデータに基づくCalifornia海流の変化を示し,California海流はODPサイト1021で12.3から10.5Ma,9.0から8.2Ma,7.2から6.9Maに強化されたことを示した。生物起源オパールは,沖合地域のサイト1021における中期から後期中新世にかけてのCalifornia海流の強度の増加期間中に減少した。これらのデータは,生物学的オパールが,強化されたCalifornia海流による深いnu線深さのために,沖合域のサイト1021で減少したことを示唆している。Rモードクラスタ分析は3つの主要な集合に分けられた;表面/暖かい,冷たい/表面から温度躍層,および中間の深い水分類群。中間深層水分類群の卓越に対する放散虫群集の顕著な動物相変化は,構造変化(例えば熱帯ゲートウェイの部分的閉鎖とヒマラヤとRocky山脈の隆起)および/または顕著な高緯度冷却による後期中新世後期の中期n型California海流系の開始を反映している可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *放散虫 ,  深層水 ,  炭素循環 ,  気候変動 ,  クラスタ分析 ,  鮮新世 ,  ファウナ ,  温度躍層 ,  *亜熱帯 ,  *環流 ,  化石群集 ,  *熱帯 ,  オパール ,  高緯度 ,  古気候

著者キーワード (6件)： California電流 ,  沿岸湧昇 ,  バイオ珪質堆積物 ,  高緯度冷却 ,  熱帯太平洋航路 ,  ヒマラヤとロッキー山脈の隆起

分類 (2件)： 新生代  (DE03040C) ,  第四紀  (DE02070C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 放散虫 ,  群集 ,  推定 ,  後期中新世 ,  太平洋 ,  亜熱帯 ,  環流 ,  California海流