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J-GLOBAL ID:202002231565797283   整理番号:20A0116838

タンパク質フリー天然ゴム

Protein-free Natural Rubber
著者 (2件):
資料名:
巻: 92  号: 12  ページ: 446-452  発行年: 2019年12月15日 
JST資料番号: G0157A  ISSN: 0029-022X  CODEN: NGOKAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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高アンモニア天然ゴムラテックスに尿素,ドデシル硫酸ナトリウム及び極性溶媒を加えて室温でインキューベーションし,続いて遠心分離することによりタンパク質フリー天然ゴムを調製した。天然ゴムの全窒素含有量と抽出可能タンパク質含有量は,ゴムからすべてのタンパク質を除去した後に,それぞれ約0.4w/wt%及び100μg/mlから0.00w/wt%及び0.01μg/mlに減少した。直径約1μmの天然ゴム粒子を数10nmの厚さの非ゴム成分マトリックス中に分散させた天然ゴムのナノ相分離構造は,タンパク質がゴムから完全に除去された時に消失した。未加硫天然ゴムの破断応力は未加硫タンパク質フリー天然ゴムより著しく大きかったが,未加硫DPNRと同一であった。吸水性は全窒素含有量に依存し,タンパク質フリー天然ゴムで最低であった。天然ゴムの加硫時間はタンパク質の除去により長くなり,エチレングリコール溶液に浸漬後では,加硫タンパク質フリー天然ゴムの引張特性は天然ゴムよりも良好であった。タンパク質フリー天然ゴムは,天然ゴムと区別される新しい優れたゴムであることが分かった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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物理的性質一般  ,  ゴム 
引用文献 (36件):
  • 1) Cereijidom, M.; Rotunno, C. A. Introduction to the study of biological membranes; Gordon and Breach; New York, 1970; pp 10.
  • 2) 国会議事録検索システムホームページ. http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/192/0132/19212120132003a.html(accessed Sep 5, 2019).
  • 3) 厚生労働省ホームページ.https://www.mhlw.go.jp/index.html (accessed Sep 5, 2019).公表資料.https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000158833.pdf(accessed Sep 5, 2019).
  • 4) 赤澤晃 医療 1997,51,201.
  • 5) 鹿庭正昭 日本ゴム協会誌 2004,77,213.
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