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J-GLOBAL ID：202002231889107307   整理番号：20A1501601

都市浸水対策のためのリスク評価システムの構築

DEVELOPING A RISK ASSESSMENT SYSTEM FOR URBAN FLOOD CONTROL

著者 (2件)： 尾崎平 (関西大学 環境都市工学部) ,  池田凌弥 (関西大学 環境都市工学部)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 75  号： 6  ページ： II_125-II_134(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,地球温暖化に伴う気候変動の影響などにより,短時間集中豪雨による内水氾濫が頻発している.財政的な制約から,すべての地区の都市浸水に対する整備水準を一律にはできないため,よりリスクの高い地区を設定する方法論が求められている.そのため,本研究ではIPCCの示すリスク概念(ハザード・脆弱性・曝露の3つの相互作用)に基づき,都市浸水対策の主たる目的である「生命の保護」「都市機能の確保」「個人財産の保護」の観点から評価項目を選定し,都市の浸水リスクを評価できるシステムを構築し,その有用性と限界について考察した.(著者抄録)

シソーラス用語： *浸水 ,  災害復旧 ,  *リスク評価 ,  *集中豪雨 ,  出水 ,  地球温暖化 ,  システム ,  気候変動 ,  国際会議 ,  国際協力 ,  水害 ,  都市
準シソーラス用語： IPCC ,  浸水対策 ,  都市水害 ,  内水氾濫 ,  評価システム

著者キーワード (5件)： urban flood ,  risk assessment ,  hazards ,  vulnerability ,  adaptation strategies for climate change

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (16件)：

• 1) 気象庁:大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化, http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html, (2018.3.30更新), 2019.1参照
• 2) 下水道政策研究委員会浸水対策小委員会:都市における浸水対策の新たな展開, 国土交通省下水道部,2005.
• 3) 内閣府:平成28年版 防災白書|第3部 第3章 9 下水道における浸水対策,http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h28/honbun/3b_3s_09_00.html.
• 4) 国土交通省 HP:「下水道による都市浸水対策達成率」について, http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/04/040823/01.pdf, (2004.4.更新), 2019.1参照
• 5) 佐藤李菜,小口高:道路ネットワークデータと機械学習を用いた内水氾濫によるリスク評価の可能性,土木学会論文集 F6(安全問題),Vol. 71,No. 1,pp. 25-31,2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： 都市 ,  浸水対策 ,  リスク ,  評価システム ,  構築