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J-GLOBAL ID:202002231995563266   整理番号:20A1571063

免疫チェックポイント阻害剤による治療を受けている患者における癌関連血栓症の危険因子【JST・京大機械翻訳】

Risk factors for cancer-associated thrombosis in patients undergoing treatment with immune checkpoint inhibitors
著者 (10件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 1200-1206  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4500A  ISSN: 1573-0646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:抗癌剤は癌関連血栓症(CAT)発症を増加させることが知られている。CAT開始率はシスプラチンベース療法で1.92%,パクリタキセル+ラムクミルマブ併用療法で6.1%,ベバシズマブ単剤療法で11.9%であることが報告されている。免疫チェックポイント阻害剤(ICIs)はT細胞数の突然の増加を引き起こすので,これらの薬物の投与とCAT発生率の増加の間の関連が考えられる。しかしながら,ICI投与がCAT発生に影響する程度は,不明のままである。さらに,CAT発生率の危険因子はまだ同定されていない。本研究は,ICIを受けている患者におけるCAT発生率と関連危険因子を調査した。方法:2017年4月から2018年3月までにFujita健康大学病院でニボルマブまたはペムブロリズマブを投与した患者を登録した。年齢,性別,癌タイプ,BMI,病歴,治療開始時の検査データ,投薬,および電子カルテからのコンピュータ断層撮影(CT)解釈に関する遡及的データを集めた。結果:ニボルマブまたはペムブロリズマブを受けている135人の患者から122人の適格参加者を同定した。10人の患者(8.2%)はCATを発症した。静脈血栓塞栓症(VTE)または動脈血栓塞栓症(ATE)の病歴は,CAT発生率の危険因子であった(オッズ比:6.36,P=0.039)。心疾患の病歴はCAT発生率の危険因子である可能性がある(オッズ比6.56,P=0.052)。CAT(60%)を発症した患者では,抗血小板療法と抗凝固療法の有意に高い使用が,13.4%,p<0.01)の患者で認められなかった。【結語】ICI投与中の高い(8.2%)CAT発生率は,ICIが以前の研究で調査した他の抗癌剤より低い血餅リスクと関係しないことを示唆した。VTE,ATE,または心疾患歴のある患者では,抗血小板療法でもCATの可能性を考慮することが重要である。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  呼吸器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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