文献
J-GLOBAL ID:202002233337067161   整理番号:20A0299671

劇的な分子内配位子交換による結晶から結晶への異性化 嵩高いアシルアミノ基を含むビス(アレーンチオラト)コバルト(II)錯体のvクロミズム【JST・京大機械翻訳】

Crystal-to-Crystal Isomerization via Drastic Intramolecular Ligand Exchange: Vapochromism of a Bis(arenethiolato)cobalt(II) Complex Containing Bulky Acylamino Groups
著者 (3件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1164-1168  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
結晶から結晶への転移は通常,結晶性の損失をもたらす劇的な配置変化を避ける。嵩高いアシルアミノ(Ar_3CCONH,Ar=4-t-BuC_6H_4)およびt-BuCONH基を有する2つの非対称的に二置換アレーンチオラート配位子を含むコバルト-(II)錯体は,バポクロミズムを伴う結晶から結晶への配置異性化を示した。THF/n-ヘキサンを用いた再結晶は,非対称単位当たり1個のn-ヘキサン分子を含む緑色結晶(異性体G)を与えた。対照的に,単位当たり2個のトルエン分子を含む青色結晶(異性体B)をトルエン溶液を用いて得た。異性体GはAr_3CCOカルボニル基を含むS,O-キレートを含み,一方,異性体Bはt-BuCO基を含むキレートを含んでいた。トルエン蒸気への曝露により,結晶異性体Gは徐々に結晶異性体Bに変換され,劇的な分子内配位子交換にもかかわらずその結晶性を維持した。青色着色は好ましくない,歪んだ,そして伸長した化学構造によるものであったが,強い分子間NH_2O_3O=C水素結合鎖の形成はこの欠点を打ち消した。したがって,全体としての青色結晶形成は熱力学的に有利であった。緑色結晶からのn-ヘキサンの放出は異性化を開始し,強固に充填された青色結晶をもたらした。青色結晶の緊張立体配座は,粉砕により水素結合鎖を切断することにより容易に緩和され,異性体Bの元の配位を維持する緑色粉末をもたらした。これはトルエン蒸気への曝露により容易に青色結晶に戻った。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  第11族,第12族元素の錯体 

前のページに戻る