抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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[目的]異なる部位、異なる成熟度のマンゴーにおけるフリーラジカルの活性成分含有量及びその異なるフリーラジカルに対する除去能力、脂質過酸化(LPO)に対する抑制能力を明らかにし、マンゴーの深度開発及び新製品開発に基礎データを提供する。[方法]マンゴーマンゴーを研究対象とし、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて、異なる成熟度(若、緑熟と後熟)マンゴーの異なる部位(葉身、果皮、果肉と果仁)中のβ-カロテンとマンギフェリンの含有量を測定し、2,6-ジクロロインジゴフェノール滴定法でビタミンC含有量を測定した。紫外分光光度法により総フェノール含有量を測定し、Fenton反応法によりヒドロキシルラジカル(・OH)に対する除去作用を測定し、ピロガロール自動酸化法によりスーパーオキシドアニオンラジカル(O2)に対する除去作用を測定し、レシチン過酸化法により抗LPO活性を測定した。[結果]緑熟期の果肉と果皮中のβ-カロテンとビタミンCの含有量は最高で、それぞれ2.10と120.00mg/100gを超え、他のサンプルより明らかに高く(P<0.05、以下同じ)、果肉と果皮の間に有意差はなかった(P>0.05)。葉中のマンギフェリンと総フェノールの含有量は,それぞれ3.45と6.92g/100gであり,他のサンプルより高かった。30g/Lの濃度の若葉抽出物による・OHの除去率は96.71%に達し、LPOに対する抑制率は95.83%に達し、マンゴー若葉の・OHとLPOに対する半数の除去率或いは半抑制濃度(IC50)はそれぞれ8.89と8.01g/Lであった。果実の総フェノール含有量は4.20g/100gより高く,40g/Lの緑熟果仁抽出物のO2に対する除去率は94.61%であり,IC50は10.76g/Lであった。[結論]異なる成熟度のマンゴーの異なる部位において、フリーラジカルの活性成分の含有量及び異なるフリーラジカルに対するクリアランスとLPOに対する抑制率はいずれも顕著な差異がある。従って、マンゴーの深い加工と開発利用過程において、葉身、果仁と果皮の重要価値を充分に重視する以外に、熟度が果実と葉身の成分と品質に与える影響を重視すべきである。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】