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J-GLOBAL ID：202002233605518559   整理番号：20A2750321

セルロースのキャラクタリゼーション:イオン液体を溶媒とする溶液NMR,GPC

Characterization of cellulose: liquid NMR and GPC with ionic liquids as solvents and eluents

著者 (2件)： 黒田浩介 (金沢大) ,  大野弘幸
資料名： Cellulose Communications  (Cellulose Communications)
巻： 27  号： 4  ページ： 134-138  発行年： 2020年12月01日 
JST資料番号： L3993A  ISSN： 1342-730X  CODEN： CCOMFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・イオン液体を溶媒とするセルロースの溶液NMR,およびイオン液体を移動相とするGPCによるセルロースの分子量分布解析について解説。
・¹³C NMRは分解能が高く,イオン液体とセルロースのシグナルは基本的に重ならないため,セルロースを溶解できるイオン液体を用いれば問題なく測定可能。
・イオン液体を移動相とするGPCを用いて,著者らは3種類の酵素によるセルロースの加水分解を追跡し,時間経過と共にセルロースに由来するシグナルが減少し,高分子量のセルロースが加水分解されていく様子を確認。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  分子量 ,  加水分解 ,  *セルロース ,  酵素
準シソーラス用語： 溶液NMR

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  融解塩  (CB05050R)

引用文献 (23件)：

• 高田、門川,Cellulose Commun.,23,45(2016).
• Fukaya, Y., Sugimoto, A., Ohno, H., Biomacromolecules, 7, 3295 (2006).
• Sun, N., Rahman, M., Qin, Y., Maxim, M. L., Rodríguez, H., Rogers, R. D., Green Chem., 11, 646 (2009).
• Fukaya, Y., Hayashi, K., Wada, M., Ohno, H., Green Chem., 10, 44 (2008).
• Swatloski, R. P., Spear, S. K., Holbrey, J. D., Rogers, R. D., J. Am. Chem. Soc., 124, 4974 (2002).

タイトルに関連する用語 (6件)： セルロース ,  キャラクタリゼーション ,  イオン液体 ,  溶媒 ,  溶液NMR ,  GPC