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J-GLOBAL ID:202002234550103556   整理番号:20A0665213

Loxl2発現状態は子宮頚癌の分子特性化と相関し,上皮間葉転換(EMT)表現型を介して癌生存不良と関連する【JST・京大機械翻訳】

LOXL2 Expression Status Is Correlated With Molecular Characterizations of Cervical Carcinoma and Associated With Poor Cancer Survival via Epithelial-Mesenchymal Transition (EMT) Phenotype
著者 (11件):
資料名:
巻: 10  ページ: 284  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ハイスループット配列決定に基づく分子解析が開発されたので,癌の分子分類は臨床研究を促進した。本研究の目的は,分子解析により子宮頸癌の新しい潜在的治療標的を同定することであった。最初に,qPCRおよび免疫組織化学により,50対の正常頚部および子宮頸癌におけるLOXL2発現パターンを試験し,LOXL2発現パターンは遺伝子発現オムニバス(GEO)からの公開データセットと一致することを見出した。次に,癌ゲノムAtlas(TCGA)から176の子宮頸癌サンプルを包括的に見直し,その後,LOXL2発現状態と子宮頸癌の分子特性化の間の関連を決定するためにLOXL2発現に対応する2つのグループにサンプルをクラスタ化した。さらに,SiHa-shLOXL2およびHeLa-shLOXL2細胞株における相関を検証するためのin vitroアッセイを行った。本研究において,LOXL2は癌組織において高度に発現し,LOXL2プロモーターの14CpG島が子宮頚部癌におけるその発現と有意に負に関連することを見出した。そして,診断年齢,HPV A7型,mRNA分子クラスタ,miRNA分子クラスタ,およびDNAメチル化分子クラスタなどを含む子宮頸癌のLOXL2発現状態と分子特性化の間には,顕著な相関があった。加えて,高いLOXL2発現は,特にEP300,ERBB2,EGFRおよびNOTCH2において低い腫瘍突然変異密度と負に相関し,APOBEC3A,APOBEC3B,APOBEC3DおよびAPOBEC3GのようなAPOBEC3ファミリー遺伝子の低い発現と負の相関を示した。さらに,高いLOXL2発現は子宮頚癌における不良な全体(OS)と低い無病生存(DFS)と関連し,より高い上皮間葉移行(EMT)スコア,細胞外マトリックス(ECM)シグナル伝達の濃縮,TCGAからの子宮頸癌における予後不良と関連することが分かった表現型に関連した。逆に,細胞増殖と細胞移動の能力は,in vitroでEMT表現型の遺伝子発現を制御することにより,LOXL2ノックダウン頸部細胞系で逆転した。全体として,著者らはLOXL2発現状態と子宮頸癌の癌分子特性化の間の相関を示し,LOXL2の同定はそのような癌の治療標的として役立つ可能性があることを示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  女性生殖器と胎児の腫よう 
引用文献 (50件):
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