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J-GLOBAL ID：202002234880469421   整理番号：20A0608032

千葉県沿岸域におけるモニュメントの立地特性に関する研究

A Study on Location Characteristics of Monuments in the Coastal Area of Chiba Prefecture

著者 (4件)： 木下哲人 (日本大 生産工) ,  中澤公伯 (日本大 生産工) ,  鈴木友理 (日本大 生産工) ,  對馬成美 (日本大 生産工)
資料名： 沿岸域学会誌  (Journal of Coastal Zone Studies)
巻： 32  号： 3  ページ： 41-51  発行年： 2019年12月31日 
JST資料番号： L1777B  ISSN： 1349-6123  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 公園緑地等に設置されるモニュメントは,記念碑及び修景を目的として,公園緑地等のウォーカビリティを高めるストリートファニチュアとして重要な機能を果たしている。特に臨海部に立地する公園緑地等は,都心部に立地するものに比べてアクセスビリティが弱く,イベント開催等の「コト要素」に欠けるため,「モノ要素」としてのモニュメント設置の効果が高く,場や立地との結びつきが求められる。そこで本研究は,千葉県沿岸域に立地する公園緑地等に設置されている69基のモニュメントのデザイン特性及び立地特性を調査し,その関係性を分析した。その結果,人口集中地区を後背にする京葉工業地域に半具象形式と抽象形式のモチーフが多く,他の地域では文化を反映した碑等のモチーフが大半を占めた。また丘陵地域は海の眺望や沿岸域の公園の特性をうまく生かしたモニュメントが多く設置されていた。(著者抄録)

シソーラス用語： 千葉県 ,  沿岸帯 ,  特性 ,  *記念建造物 ,  公園 ,  緑地 ,  修理 ,  景観 ,  主題 ,  *立地条件 ,  *沿岸地区
準シソーラス用語： デザイン ,  モチーフ ,  *モニュメント ,  沿岸域 ,  公園緑地 ,  修景 ,  碑 ,  立地特性

分類 (1件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (7件)：

• 小嶋彰:スペースブランディング,街づくり,商業施設づくりのバイブル,商業界, p.271, 2010
• 柴田恵子・斎藤潮・中村良夫:都市デザインにおけるオブジェの意義に関する基礎的研究, 造園雑誌, 53(5), pp.329-334, 1990
• 水嶋克典・安保文華・糸井孝雄:駅前広場モニュメントの表現構造についての基礎的研究, 日本建築学会計画系論文集, 第585号, pp.133-140, 2004
• 石崎奈美・福井亘・斉藤庸平:阪神淡淡路大震災を契機とした公園緑地における野外彫刻設置の変容に関する研究,ランドスケープ研究, 69(5), pp.383-388, 2006
• 秋本悠喜・桜井慎一:教訓を後世に伝承する津波碑の保存整備に関する研究, 沿岸域学会誌, Vol.28 No.3, pp.29-40, 2015

タイトルに関連する用語 (5件)： 千葉 ,  沿岸域 ,  モニュメント ,  立地特性 ,  研究