抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:よく見られる腎臓損傷と脂質異常マーカーとアルブミン尿性糖尿病腎症(ADKD)及び非清蛋白尿性糖尿病腎症(NADKD)の発生との関係を検討し、それとNADKDの予測価値を検討する。【方法】2016-2018年の間,1か月の追跡調査を受けた糖尿病患者1504名を,米国糖尿病協会(ADA)のガイドラインに従って,糖尿病(SDM)群(n=869),NADKD群(n=133)およびADKD群(n=502)に分割した。健康対照(HC)群を201人の健康対照者に登録した。HC群,SDM群,ADKD群(n=1572)のADKD群(n=1572)を,3回尿アルブミン/クレアチニン比(ACR)<30mg/gCrのSDM患者738例とHC群(n=1572)に割り付けた。NADKD群(n=1072)をNADKD群(n=1072)で確立し,腎機能と脂質代謝指標とADKDとNADKDの関係,診断性能とNADKDリスクを分析した。【結果】腎臓機能[ACR],糸球体濾過率(eGFR),好中球脂質関連キャリア蛋白質(NGAL),尿素(Ure),クレアチニン(Cr),シスタチンC(CysC)および脂質代謝[総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),およびトリグリセリド(TG)を測定した。高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C),低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)およびホモシステイン(HCY)の指標は,Ureを除いて,ADKDと有意に相関した(|rp|=0.1000.256,P<0.05)。しかし、ACR、eGFR、NGAL、HCYはNADKDと偏相関を呈した(|rp|=0.0980.239、P<0.05)。受信者動作特性(ROC)曲線分析では,AUCACR=0.890,AUCeGFR=0.869,AUCNGAL=0.843が,他の指標のAUC(Z=2.2447.395,P<0.01)よりも,ADKDを診断した時,AUCACR=0.890,AUCeGFR=0.869,AUCNGAL=0.843が有意に高かった。しかし,ACR+eGFRはACR+eGFR(Z=0.5511.835,P>0.05)より,ACR+eGFRの他の指標と併用しなかった。AUCeGFR=0.982およびAUCNGAL=0.969は,AUCHCYおよびAUCCr(Z=5.80310.710,P<0.001)よりも有意に高かった。AUCeGFR+NGALは,AUCACR+eGFR(Z=3.677,P<0.001)およびAUCeGFR+HCY(Z=3.693,P<0.001)より有意に高かった。ACRのNADKDに対する診断性能は極めて悪いが、その判断限界値(10.4mg/gCr)は健康人の参考上限と極めて近い。階層的リスク分析は,ACR≧10mg/gCrのNADKD患者に対して,NGALがHCYよりもリスクが高いことを示した(OR=41.28,13.71,P<0.05)。結論:腎損傷はADKDとNADKDの発生と密接に関連する。NADKD疑似患者に対して、ACR>10mg/gCrであれば、同時にeGFRとNGALの変化に注目し、NADKDを早期診断する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】