文献
J-GLOBAL ID:202002236451659704   整理番号:20A1667209

異なる遺伝様式を持つ遺伝子はソバ(Fagopyrum esculentum)の収穫前発芽耐性系統において種子発芽を調節する

Genes with Different Modes of Inheritance Regulate Seed Germination in Preharvest-sprouting-tolerant Lines of Buckwheat (Fagopyrum esculentum)
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 137-143(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
成熟後の雨によって引き起こされる収穫前発芽(PHS)はソバ品質の厳しい劣化をもたらす。著者らは以前に日本におけるいくつかの天然資源と在来種のPHS耐性について報告し,PHS耐性株を育種してきた。本稿では著者らの育種株と日本の主な品種のPHSの割合について調査した。新系統「きゅけい28」と「きゅけい29」はすべての主要品種よりPHS耐性に優れていた。これらの株によって継承されたPHS耐性を明らかにするために,著者らはこれらの株と自家和合性株「きゅけいSC7」間の雑種を用いて遺伝子解析を行った。F2分離株の発芽の割合は異なる分離パターンを示し,「きゅけい28」(KY28)の主な耐性遺伝子は劣性であり,「きゅけい29」(KY29)の耐性遺伝子は優勢であることが示唆された。本結果はPHS耐性を持つソバ株の育種を促進し,耐性株選択のDNAマーカーの開発に寄与すると考える。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物育種一般 
引用文献 (30件):
  • Alonso-Blanco, C. et al. (2003) Analysis of natural allelic variation at seed dormancy loci of Arabidopsis thaliana. Genetics, 164, 711-729.
  • Bluett, C. (2001) Managing buckwheat production in Australia. Rural Industries Research and Development Corporation, Canberra.
  • Buraas, T. & Skinnes, H. (1984) Genetic investigation on seed dormancy in barley.<i> Hereditas</i>, <b>101</b>, 235-244.
  • Choi, B. H. et al. (1992) A study of cultural methods for summer buckwheat sown in spring. Kor. J. Crop Sci., 37, 149-154.
  • Han, F. et al. (1996) Verification of barley seed dormancy loci via linked molecular markers. Theor. Appl. Genet., 92, 87-91.
もっと見る

前のページに戻る