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J-GLOBAL ID:202002236577409022   整理番号:20A0474784

無視可能な副作用を有する増強抗癌作用のための環状アセタール結合によるゲムシタビンの高分子修飾【JST・京大機械翻訳】

Polymeric modification of gemcitabine via cyclic acetal linkage for enhanced anticancer potency with negligible side effects
著者 (12件):
資料名:
巻: 235  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ゲムシタビン(GEM)は様々な癌に対する強力な抗癌剤である。しかしながら,抗癌効果と副作用は,効果的な治療のために取り組まれなければならない。この目的のために,GEMの送達担体としての環状アセタール結合に基づくGEM共役高分子(P-GEM)を作製した。得られたP-GEMは生理的pH(すなわち血流)でGEMを安定的に抱合したが,エンドソーム/リソソームのような酸性環境に応答してGEMを放出した。皮下腫瘍を有するマウスに対するP-GEMの全身投与後に,遊離GEM系と比較して血液循環の延長と腫瘍蓄積の増強が達成された。加えて,P-GEMの高分子-薬物複合体構造は,腫瘍部位の大部分の領域におけるアポトーシスの誘導に向けて腫瘍組織における効果的な分布を実現した。注目すべきことに,P-GEMの分子設計は正常組織において最小の蓄積を達成し,GEM由来の副作用(例えば,胃腸毒性及び血液毒性)を無視できるものとした。最終的に,GEMベースでのP-GEMの4倍のより小さい用量でも,遊離GEMシステムと比較して,2つの異なる膵臓腫瘍モデルに対して同等/より高い腫瘍成長抑制効果を実現した。得られた結果は,抗癌治療のためのGEM共役高分子の現在の設計の大きな可能性を示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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生物薬剤学(基礎)  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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