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J-GLOBAL ID：202002237267190308   整理番号：20A1432066

津波に強い地域づくりのための津波ハザード推定技術

著者 (1件)： 富田孝史 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 地震ジャーナル  (Earthquake Journal)
号： 69  ページ： 10-22  発行年： 2020年06月20日 
JST資料番号： L0003A  ISSN： 0912-5779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・津波の特性および津波による災害の特性に基づいた津波ハザードの推定技術を紹介。
・2011年東北地方太平洋沖地震による津波の痕跡調査,被害状況調査の結果を集成し,地形条件,人口分布等に基づいた考察と統合。
・水深,分散を伴う波長への依存性に基づいた津波の伝播特性,および津波が防波堤等に衝突する際の圧力特性を解説。
・断層運動や地滑りによる津波の発生過程,および津波伝播過程のモデル化,さらには漂流物のモデル化と数値計算に基づいた津波ハザード推定技術の確立。
・津波ハザード推定結果を用いた地域における避難のための緊急対応,およびハード面とソフト面における事前対策への利用の提言。

シソーラス用語： *津波 ,  大地震 ,  *リスク評価 ,  損害 ,  波長 ,  水深 ,  *伝搬特性 ,  断層運動 ,  地滑り ,  *モデリング ,  数値計算 ,  緊急対策 ,  防波堤
準シソーラス用語： 2011年東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： 波浪,潮流  (DC06040R) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (30件)：

• 朝倉良介ら.2000.護岸を越流した津波による波力に関する実験的研究.海岸工学論文集,47,911-915.
• Borrero, J. C. and Greer, S. D. 2013. Comparison of the 2010 Chile and 2011 Japan tsunamis in the far field. Pure Appl. Geophys., 170, 1249-1274.
• 藤間功司ら.1984.非線形分散波理論の数値的な検討.海岸工学講演会論文集,31,93-97.
• Fujiwara, T. et al. 2011. The 2011 Tohoku-Oki earth-quake: Displacement reaching the trench axis. Science, 334, 1240.
• 後藤智明.1983.津波による木材の流出に関する計算.海岸工学講演会論文集,30,594-597.

タイトルに関連する用語 (4件)： 津波 ,  地域づくり ,  ハザード ,  推定