文献
J-GLOBAL ID:202002237291843692   整理番号:20A1009355

高エキソソームリジルオキシダーゼ様2は頭頸部扁平上皮癌の潜在的バイオマーカーである【JST・京大機械翻訳】

Elevated exosomal lysyl oxidase like 2 is a potential biomarker for head and neck squamous cell carcinoma
著者 (13件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: E327-E334  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0766D  ISSN: 0023-852X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:分泌酵素リシルオキシダーゼ様2(LOXL2)は,細胞外マトリックスのリモデリングと上皮間葉移行における機能を介して腫瘍進行に寄与すると推測される。著者らは以前,マウスリンパ節転移モデルにおいて,転移性ヒト頭部および頚部扁平上皮癌(HNSCC)細胞におけるLOXL2の高発現を同定した。本研究では,HNSCC患者からのヒト血清中のLOXL2発現レベルを調べ,LOXL2が大規模コホート研究における評価に価値があるかどうかを評価するために,症例シリーズ研究を行った。【方法】HNSCC患者からの3つの血清サンプルにおけるLOXL2蛋白質レベルを免疫ブロット法によって評価し,LOXL2組織発現をHNSCC組織の代表として免疫組織化学によって1つのヒト舌扁平上皮癌(SCC)組織で調べた。血清試料は,超遠心分離によりエキソソームと上清においてさらに分画され,それらは免疫ブロット法とin vitro LOX活性分析を受けた。HNSCC患者と7人の健常ボランティアからの36の血清試料のエキソソームLOXL2レベルを,高分子沈降エキソソーム調製とそれに続くELISA測定を用いて測定し,統計解析を行った。結果:免疫ブロット分析は,LOXL2が3人のHNSCC患者から血清エキソソーム画分に存在し,3人の健康なボランティアと比較してHNSCC患者で約3倍高いレベルのLOXL2を観察したことを明らかにした。免疫組織化学的LOXL2染色は,ヒト舌HNSCC組織における非癌性脂質組織およびいくつかの筋肉に加えて,HNSCC細胞において検出された。ELISAによるエキソソームLOXL2の更なる測定は,対照と比較して患者の平均LOXL2レベルが9倍以上高いことを示した。統計解析により,血清エキソソームLOXL2レベルと低悪性度の間に相関があるが,高悪性度ではないことが明らかになった。結論:血清エキソソームLOXL2レベルの上昇は,低グレードHNSCCとの相関を示した。追跡大規模コホート臨床研究は,HNSCCに対する新しいバイオマーカーおよび/または治療標的としてのLOXL2の潜在的臨床的有用性を決定するために必要である。レベルOF証拠:4つの喉頭鏡,130:E327-E334,2020。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る