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J-GLOBAL ID:202002237409188864   整理番号:20A0488985

粉砕により調製した固体形としてのパラセタモール/スルホン酸からなるアミド塩の結晶構造解析と製剤特性【JST・京大機械翻訳】

Crystal Structure Analysis and Pharmaceutical Properties of Amide Salts Consisting of Paracetamol/Sulfonic Acids as Solid Forms Prepared by Grinding
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 590-599  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,パラセタモール(APAP),中性薬物,およびスルホン酸1,2-エタンジスルホン酸二水和物(EDSA),p-トルエンスルホン酸水和物(TOSA),および2-ナフタレンスルホン酸一水和物(NASA)を共粉砕し,結晶性錯体を調製した。共粉砕の結果として,それぞれEDSAとNASAに対する2つの錯体とTOSAに対する1つの錯体を同定した。APAP-TOSAとAPAP-NASAsの単結晶構造解析は,スルホン酸のスルホニル基が脱プロトン化され,遊離プロトンがAPAPのアミドカルボニル基に結合しているので,これらの錯体がアミド塩であることを明らかにした。しかし,APAPの酸分解物であるp-アミノフェノールの複合体が沈殿においてEDSAでのみ形成されるので,APAP-EDSAsの単結晶は得られなかった。これらの結果から,粉砕はスルホン酸との新しい錯体のスクリーニングに適していた。さらに,選択的に形成された錯体を同定することにより,処方過程におけるアミド塩の安定性を評価するために,対物質交換反応を行った。アミド塩は共粉砕時に優先的に生成し,アミド塩は処方過程で比較的安定であることを示した。さらに,APAP-TOSA一水和物は,以前に報告された共結晶と比較して,より良い錠剤性を有していた。これらの知見は,APAP-TOSAアミド塩がAPAPを含む共結晶と比較して,薬学的により有用な固体型であることを示唆する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  分子化合物の結晶構造  ,  物理薬剤学  ,  有機化合物の結晶成長 

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