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J-GLOBAL ID：202002237482537214   整理番号：20A2607147

地震火災時の不完全情報に基づくリアルタイム避難誘導支援システムの開発

著者 (2件)： 鈴木雄太 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  糸井川栄一 (筑波大 システム情報系)
資料名： 安全工学シンポジウム講演予稿集(CD-ROM)
巻： 2020  ページ： 98-101  発行年： 2020年06月29日 
JST資料番号： Z0824B  ISSN： 1342-4432  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・我が国において,巨大地震発生後の大都市部の木造住宅密集地域における同時多発火災(以下,地震火災)の発生が懸念の対象。
・東京都による首都直下地震の被害想定によると,冬の夕方18時には,甚大な被害者数が想定され,その主要因は延焼拡大時の逃げまどいと推定。
・住民の自由避難には,複雑な出火状況や延焼範囲による逃げまどいなど,安全性に課題。
・本稿では,不完全情報下における安全な避難経路の最適化方針について説明し,その後,本システムの概要とケーススタディを紹介。
・本研究では,ArcGIS Proをプラットフォームとして,不完全情報下で頑健な避難経路の可視化を行うリアルタイム避難誘導支援システムを構築。

シソーラス用語： *火災 ,  *震災 ,  *情報 ,  *誘導 ,  *計算機利用システム ,  *大地震 ,  大都市 ,  プレート内地震 ,  推定 ,  経路 ,  木造住宅 ,  地域 ,  集中化 ,  避難 ,  拡大 ,  延焼 ,  同時性
準シソーラス用語： 延焼拡大 ,  支援システム ,  自由避難 ,  首都直下地震 ,  地震火災 ,  同時多発火災 ,  被害想定 ,  避難経路 ,  避難誘導 ,  不完全情報 ,  木造住宅密集地域

分類 (2件)： 火災  (RA02020B) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (13件)：

• 東京都:首都直下地震等による東京の被害想定, 東京都防災ホームページ, http://www.bousai.metro.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/000/401/20120418gaiyou.pdf. (最終閲覧日: 2020年5月15日)
• 東京都:避難所及び避難場所, 東京都防災ホームページ, https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/torikumi/1000902/1000401.html. (最終閲覧日: 2020年5月15日)
• 加藤孝明:大都市の地震火災の危険性とその対策課題, 日本地震工学会, 日本地震工学会論文集, 第16巻,第5号, 2016.
• 大佛俊泰, 沖拓弥:密集市街地における大地震時の避難困難率について, 日本建築学会, 日本建築学会計画系論文集, 第77巻, 第681号, pp2561-2567, 2012.
• 増山格, 梶秀樹:大地震時広域避難計画検討のための最遅避 難モデルの開発, 日本都市計画学会, 昭和59年度日本都市計画学会学術研究論文集, pp.379-384, 1984.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地震火災 ,  不完全情報 ,  リアルタイム ,  避難誘導 ,  支援システム ,  開発