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J-GLOBAL ID:202002237583766035   整理番号:20A0346568

音響テレメトリーで検出された夏季の浅い湾における高水温下での温帯沿岸性カレイ類,マコガレイ Pseudopleuronectes yokohamaeの出現

Occurrence of a temperate coastal flatfish, the marbled flounder Pseudopleuronectes yokohamae, at high water temperatures in a shallow bay in summer detected by acoustic telemetry
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 77-85  発行年: 2020年01月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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温帯沿岸域で見出されるマコガレイ Pseudopleuronectes yokohamaeは,北西太平洋の重要な漁業対象種であるが,夏季の高水温下での分布や移動についてはほとんど知られていない。本研究では,東京湾の浅水域におけるマコガレイの分布と移動を音響テレメトリーにより記録した。音響発信機で標識された天然マコガレイ17個体を,研究船を用いた能動的な追跡と,漁具と漁船を用いた散発的なモニタリングにより追跡/監視した。東京湾において,19~23°Cの温度と3~5ml/lの溶存酸素(DO)濃度の浅い(<30m)水域に6個体の存在を認めたが,海底の水温とDO濃度はそれぞれ19~24°Cと0~7ml/lの範囲であった。本研究の結果は,少なくとも35%のマコガレイが夏季の暖かくて浅い水域に留まっていることを示した。複数のモニタリング方法と漁業者の支援が,混みあった湾内での作業の困難さを克服し,標識マコガレイの回収率を増加させるのに役立った。Copyright 2019 Japanese Society of Fisheries Science Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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魚類  ,  個生態学 

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