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J-GLOBAL ID：202002237812162690   整理番号：20A1517613

平常時の防災意識や防災対策が水害発生時の意思決定に与える影響 -2017年台風21号の避難行動調査結果を事例として-

Effect of Consciousness and Preparedness for Disaster on Decision-Making during Disaster : Survey of Evacuation Behavior in the Case of Typhoon Lan

著者 (3件)： 二宮佳一 (大阪市立大学大学院生活科学研究科) ,  生田英輔 (大阪市立大学大学院生活科学研究科) ,  佐伯大輔 (大阪市立大学大学院文学研究科)
資料名： 地域安全学会論文集(CD-ROM)  (地域安全学会研究発表会論文(CD-ROM))
巻： 35  ページ： 233-242(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L8359B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人々は,対策の実施,天気予報の開発などによって,しばしば事前に,洪水被害を避けることができる。しかし,災害と避難のための準備の実施率は低い。今回の研究では,台風Lan号を例に,大阪府大阪市の住民を対象に,災害意識と災害時の行動について調査した。得られたデータを基に,洪水災害における行動に影響する因子を明らかにする目的のための分析を実施した。その結果,避難想定や災害意識が災害時の意思決定に影響を与えることが判明した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *人間行動 ,  *避難 ,  *意識 ,  防災 ,  *災害対策 ,  水害 ,  意思決定 ,  *推定 ,  *避難行動 ,  *防災意識
準シソーラス用語： 2017年台風21号 ,  *防災対策 ,  洪水被害 ,  *避難想定

著者キーワード (10件)： 災害意識 ,  災害に対する準備 ,  避難行動 ,  意思決定 ,  台風ラン ,  災害意識 ,  災害に対する準備 ,  避難行動 ,  意思決定 ,  台風ラン

分類 (2件)： 災害・防災一般  (RA02010Q) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (28件)：

• 1) 内閣府:平成29年度版防災白書, P. 50, 2017.
• 2) Solberg, C., Rossotto, T. and Joffe, H.:The Social Psychology of Seismic Hazard Adjustment: Re-evaluating The International Literature, Natural Hazard and Earth System Sciences, 10: pp.1667-1677, 2010.
• 3) 牛山素行, 高柳夕芳:2004~2009年の豪雨災害による死者・行方不明者の特徴, 自然災害科学, J.JSNDS, 29-3, pp.355-363, 2010.
• 4) 松田磐余:水害被災者の避難行動-1986年10号台風による4被災地の場合-, 東北地理学会, Vol.41, pp.67-83, 1989.
• 5) 片田敏孝, 児玉真, 桑沢敬行, 越村俊一:住民の避難行動にみる津波防災の現状と課題-2003年宮城県沖の地震・気仙沼市民意識調査から-, 土木学会, Vol.2005, No.789, pp.789_93-789_104, 2005.

タイトルに関連する用語 (7件)： 防災意識 ,  防災対策 ,  水害 ,  意思決定 ,  台風 ,  避難行動 ,  調査