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J-GLOBAL ID:202002238520306274   整理番号:20A0121392

マウスにおけるアゾメタン/デキストラン硫酸ナトリウム誘発大腸炎関連癌の調節における一過性受容体電位バニロイド亜型4の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of transient receptor potential vanilloid subtype 4 in the regulation of azoymethane/dextran sulphate sodium-induced colitis-associated cancer in mice
著者 (16件):
資料名:
巻: 867  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一過性受容体チャンネルのようなCa2+透過性イオンチャンネルは癌における潜在的治療標的の1つである。一過性受容体電位バニロイドサブタイプ4(TRPV4)は癌進行に関連する非選択的カチオンチャンネルである。本研究は,マウスにおける大腸炎関連癌(CAC)の病因におけるTRPV4の役割を調査する。TRPV4の役割をアゾキシメタン(AOM)/デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘導マウスCACモデルで調べた。AOM/DSS処理により誘導された結腸腫瘍の形成はTRPV4欠損マウス(TRPV4KO)で有意に減弱した。TRPV4は血管新生とマクロファージのマーカーと共局在した。AOM/DSS処理は野生型においてCD105,血管内皮成長因子受容体2およびTRPV4の発現を上方制御したが,CD105のアップレギュレーションはTRPV4KOにおいて有意に減弱した。骨髄キメラ実験は,血管内皮細胞と骨髄由来マクロファージの両方で発現したTRPV4が大腸炎関連腫瘍形成において有意な役割を果たすことを示した。フローサイトメトリー分析において,未処理およびAOM/DSS処理WTとTRPV4KOの間で,造血細胞,好中球および単球の集団に有意差はなかった。選択的アゴニストによるTRPV4活性化はマクロファージにおけるTNF-α及びCXCL2放出を誘導した。さらに,TRPV4活性化はヒト臍静脈内皮細胞の増殖を増強した。これらの結果は,新生血管内皮細胞と骨髄由来マクロファージで発現したTRPV4がマウスにおけるCACの進行に寄与することを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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