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J-GLOBAL ID:202002238544106212   整理番号:20A1233151

A5052-H14およびA2017-T4アルミニウム合金の疲労特性に及ぼす表面処理の影響

Effects of Surface Treatment on Fatigue Property of A5052-H14 and A2017-T4 Aluminum Alloys
著者 (8件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 74-79(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究においては,商用A5052-H14およびA2017アルミニウム合金の疲れ強さに及ぼすアノード酸化と無電解Ni-Pめっきの効果を調べた。被覆したアルミニウム合金を回転曲げ疲れ試験機を用いて試験した。アノード酸化は,疲れ亀裂の発生の抑制のためA2017-T4合金の疲れ強さを約10%ほど僅かな増加をもたらし,A5052-H14についても5μm厚のアノード酸化が疲れ強さの僅かな増加をもたらした。しかしながら,A5052-H14についての20μm厚のアノード酸化は,膜中に発生する孔により疲れ強さを減じる原因となった。その上,無電解Ni-Pめっきは,疲れ亀裂の発生を抑制することで,A5052-H14合金の疲れ強さを劇的に改善した。また,A2017-T4の疲れ強さも高応力域で改善した。しかしながら,低応力域での疲れ強さは,未被覆試片のそれと同等であった。この疲れ強さは,めっきの際に試片に誘起された水素による水素脆性に起因しているに違いない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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金属材料  ,  無電解めっき 
引用文献 (11件):
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