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J-GLOBAL ID：202002238725087409   整理番号：20A0970652

トマトの放射状裂果の軽減剤の開発

著者 (1件)： 佐野大樹 (岡山県農林水産総合セ 農研)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 54  号： 1  ページ： 15-19  発行年： 2020年04月21日 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・トマトの夏秋雨除け栽培では放射状裂果が発生。
・サイトカインを活性化するホルクロルフェニュロン(CPPU)(フルメット乳剤)の適用条件を検討。
・フルメット乳剤の果房当たり1回散布の適期は果房最大果の直径3~4センチ。
・CPPUの濃度5~20ppmでは高いほど強く発生が軽減。
・「桃太郎8」の自根苗を定植しフルメット乳剤の適用試験を3か年実施。
・等級落ち放射状裂果発生率およびくず放射状裂果発生率は散布有区が45%(散布無区56%)および19%(同区29%)と有意に低下。

シソーラス用語： *トマト ,  施設栽培 ,  *植物生理病 ,  植物成長促進剤 ,  散布 ,  果実【器官】 ,  雨除け栽培 ,  裂果 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  有機塩素化合物 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 桃太郎 ,  放射状裂果

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  植物の生理的障害一般  (FC04031L)

物質索引 (1件)： フルメット

引用文献 (14件)：

• Batal et al. 1972. Exogenous growth-regulator effect on tomato fruit cracking and pericarp morphology. J. Amer. Soc. Hort. Sci. 97, 529-531.
• Bilyeu et al. 2001. Molecular and biochemical characterization of a cytokinin oxidase from maize. Plant Physiol. 125, 378-386.
• 飛川光治・久保紀子2012.ホルクロルフェニュロンによる雨除け栽培トマトの放射状裂果の発生抑制.近畿中国四国農研20, 29-31.
• Jones, R.J. and B.M.N. Schreiber 1997. Role and function of cytokinin oxidase in plants. Plant Growth Regul. 23, 123-134.
• 上村昭治ら 1972.トマトの裂果に関する研究.園試報C7,73-138.

タイトルに関連する用語 (4件)： トマト ,  放射状 ,  裂果 ,  開発