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J-GLOBAL ID：202002240656248318   整理番号：20A1193363

最先端環境・エネルギー技術の動向 廃液にレーザーを照射して希少金属を回収する

著者 (3件)： 大場弘則 (量子科学技術研究開発機構) ,  中西隆造 (量子科学技術研究開発機構) ,  佐伯盛久 (量子科学技術研究開発機構)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 65  号： 6  ページ： 347-352  発行年： 2020年06月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・廃液にパルス発振レーザーを照射して希少金属を回収する技術の紹介。
・ナノ秒紫外レーザー照射で貴金属イオン(Pd,Rh,Ru,Au)だけを選択的に微粒子化し,ろ過などでにより分離回収する技術。
・高い単色性をもつレーザーを用いると貴金属イオンだけの電荷移動(CT)吸収帯を効率良く励起することができ,元素分離効率を高めることができるCT反応の励起レーザーを用いる利点。
・塩酸系水溶液における白金族元素とランタノイド元素の分離およびPdとMoの2元素混合溶解液での分離。
・レーザーを平行光で操作することで,短時間で還元過程が完了し,さらに大粒径微粒子が生成して回収が容易である本技術の特長。

シソーラス用語： 紫外レーザ ,  *レアメタル ,  廃水 ,  *資源回収 ,  パルスレーザ照射 ,  電荷移動反応 ,  廃棄物 ,  液状廃棄物

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 最先端 ,  環境 ,  エネルギー ,  動向 ,  廃液 ,  レーザー ,  希少金属