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J-GLOBAL ID:202002241195509346   整理番号:20A2787672

フナ(Carassius carassius)におけるTGF-β_1-bの分子特性,発現及び機能解析【JST・京大機械翻訳】

Molecular characterization, expression and functional analysis of TGFβ1-b in crucian carp (Carassius carassius)
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巻: 165  号: PA  ページ: 1392-1401  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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形質転換成長因子-β1(TGF-β1)は,種々の動物における成長,分化および免疫機能において重要な役割を有する多官能性サイトカインである。本研究では,PCR,バイオインフォマティクス,リアルタイム定量的PCR,原核生物発現,蛋白質精製およびマトリックス支援レーザー脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF-MS)を適用して,フナにおけるTGF-β_1-bの構造特性および機能を調べた。TGF-β_1-bの完全なコード配列(CDS)は,長さ1134bpであり,GenBank(ID:MH473141)に提出された。TGF-β_1-bは377アミノ酸の推定蛋白質をコードし,22アミノ酸からなるシグナルペプチドを含んでいた。TGF-β_1-bは魚類で比較的保存的であり,進化的関係に関して哺乳類から離れていた。TGF-β1-bは,腎臓で最も高い発現で,各種の組織で発現していることを見出した。筋肉,心臓および肝臓におけるTGF-β_1-bの発現は,30日(p<0.01)でRhodopseudomonas palustris,Bacillus subtilisおよびEnterococcus faeciumの添加により増加した。一方,SMAD2,SMAD3およびSMAD7の発現は,20日でR.palustrisの添加により上方制御された(p<0.01)。TGF-β_1-bの発現は時間と群因子(p<0.05)によって影響された。さらに,発現ベクターTGF-β1-b-pDE2を首尾よく構築した。原核生物発現は,43kDaの標的蛋白質が,1.5mMのイソプロピル-β-D-チオガラクトピラノシド(IPTG)を37°C,200r/hで3.5時間誘導後に得られたことを示した。注射TGF-β_1-b蛋白質群(ITg)と摂食破壊細菌液群(BTg)におけるアルカリホスファターゼとリゾチームの活性は,24時間(p<0.01)で有意に増加した。そして,ITgにおけるスーパーオキシドジスムターゼの活性は,36時間で有意に増加した(p<0.01)。さらに,ITgおよびBTgにおける熱ショック蛋白質30および熱ショック蛋白質47の発現は有意に増加した(p<0.01)。一方,インターロイキン-11の発現は有意に減少した(p<0.01)。これらの結果は,TGF-β_1-b蛋白質がフナの免疫において役割を果たすことを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  動物の生化学 

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