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J-GLOBAL ID：202002241363184913   整理番号：20A0781083

気候変動適応法の策定-瀬戸内海における課題と取り組み-瀬戸内海における水温変化の実態

著者 (1件)： 阿保勝之 (水産研究・教育機構 瀬戸内海区水研)
資料名： 瀬戸内海  (Scientific Forum of the Seto Inland Sea)
号： 79  ページ： 13-15  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： L1038B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・複雑な地形の瀬戸内海は,太平洋と繋がり外洋の影響を受ける一方で,平均水深30mと浅いため,気象の影響が大きく地球温暖化の影響も大。
・本報では,1972年以降瀬戸内海沿岸11府県の水産研究所で観測されている海水温の経年変化を集約。
・年平均値の変化では,1980年代に低水温,1980~2000年は顕著に上昇し,その後横ばい傾向。
・水温変化には海域よって異なり地域差があるが,特に秋季の水温上昇が顕著で,降温期の水温低下が遅れていることを示唆。

シソーラス用語： *気候変動 ,  適応 ,  法規 ,  *海水温 ,  瀬戸内海 ,  経時変化 ,  季節的変動 ,  地域差
準シソーラス用語： 気候変動適応 ,  気候変動適応法 ,  経年変化

分類 (3件)： 気候学,気候変動  (DC05140T) ,  海洋物理学一般  (DC06010K) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (6件)：

• 瀬戸内海区水産研究所 (2005): 瀬戸内海ブロック浅海定線調査観測30年成果集.
• 瀬戸内海区水産研究所 (2015): 瀬戸内海ブロック浅海定線調査観測40年成果(海況の長期変動).
• 樽谷・中嶋 (2011): 閉鎖性内湾域における貧栄養化と水産資源. 水環境学会誌, 34, 47-50.
• 阿保・秋山・原田・中地・林・村田・和西・石川・益井・西川・山田・野田・徳光 (2018): 瀬戸内海における栄養塩濃度等の水質変化とその要因. 沿岸海洋研究, 55, 101-111.
• 大阪管区気象台 (2013) : 西日本の気候変動. 近畿地方の気候変動, 2-5.

タイトルに関連する用語 (3件)： 気候変動適応 ,  瀬戸内海 ,  水温