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J-GLOBAL ID：202002241799018831   整理番号：20A1359116

プロビット法・ステアケース法の発祥経緯と金属疲労分野への適用と今後の展望

Historical Review on Origin and Application to Metal Fatigue of Probit and Staircase Methods and Their Future Prospects

著者 (6件)： 黒田雅利 (熊本大学大学院先端科学研究部) ,  境田彰芳 (明石工業高等専門学校) ,  小熊規泰 (富山大学) ,  中川雅央 (滋賀大学) ,  松村隆 (電気通信大学) ,  酒井達雄 (立命館大学)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 69  号： 3  ページ： 190-196(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・プロビット法とステアケーア法が提案された経緯について文献調査を行った結果について,原典の趣旨を尊重しつつ報告。
・提案時の趣旨とは全く異なる金属疲労の分野で広く定着してる,すなわち金属材料の疲労限度の分布特性を定量評価する際に広く用いられているプロビット法とステアケーア法の具体的手順の概略を概説。
・プロビット法とステアケーア法による疲労限度の平均と標準偏差を求めた具体例を表示。
・これらの統計的手法に対する今後の課題と展望について解説。
・プロビット法とステアケーア法は,金属疲労や材料強度と全く関係のない分野で提案された統計的試験法。

シソーラス用語： *疲れ ,  金属材料 ,  文献調査 ,  疲れ強さ ,  平均値 ,  標準偏差 ,  統計的方法 ,  評価 ,  疲れ寿命 ,  SN曲線 ,  強度 ,  *金属疲労 ,  材料強度 ,  高サイクル疲労 ,  機械的性質
準シソーラス用語： 高サイクル疲れ ,  定量評価 ,  疲労限度

著者キーワード (1件)： Fatigue Probit method Staircase method Origins Historical review Future prospect

分類 (2件)： 金属材料  (HC05020S) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (19件)：

• 1) Edited by The Society of Materials Science, Japan, Handbook of Fatigue Design, Section 12.2, p.368-370 (1995).
• 2) C. I. Bliss, “The method of probits”, Science, Vol.79, No.2037, pp.38-39 (1934).
• 3) C. I. Bliss, “The method of probits - A correction”, Science, Vol.79, No.2053, pp.409-410 (1934).
• 4) D. J. Finney, “Probit analysis: A statistical treatment of the sigmoid response curve”, pp.20-47 (1952) Cambridge University Press.
• 5) W. J. Dixon and A.M. Mood, “A method for obtaining and analyzing sensitivity data”, Journal of the American Statistical Association, Vol.43, No.241, pp.109-126 (1948).

タイトルに関連する用語 (2件)： 金属疲労 ,  展望