文献
J-GLOBAL ID:202002242572698169   整理番号:20A1479073

AIS データに基づく実運航船の波浪荷重推定(第2報) - 波浪条件下での操船の確率を考慮した縦曲げモーメントの長期予測 -

Estimation of Wave Loads acted on Ships in Service based on AIS Data (2nd report). - Long-term prediction considering with the conditional probability of ship operations given sea states. -
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  ページ: 105-113(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0242B  ISSN: 1880-3717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
船殻構造に作用する波浪荷重の正確な推定は,船舶構造設計における最も重要な因子の一つである。著者らはAIS(船舶自動識別装置)データとHindcast波浪データを使って船舶が実際に遭遇した海面状態について前報で報告した。しかし,操船状態を考慮した最大波浪荷重に関する定量評価は実施できなかった。本研究では,長さ280~400mのコンテナ船に対して,縦曲げモーメント(VBM)を,操船状態とその海面状態から成る結合確率を用いて推定した。有義波高Hs,ゼロクロス平均波周期Tz,出会い波向Xおよび船速Vから成る結合確率密度関数p(Hs,Tz,X,V)を,AISデータとHindcast波浪データから得た。著者らは,与えられた海面状態での操船の条件付確率の影響を考慮して,最終強度評価に必要な,超過確率Q=10-8に対応する最大荷重を得る方法を開発した。本開発の方法を用いて,独立確率密度関数p(X)とp(V)に基づく従来の方式と比較して結合確率密度関数p(Hs,Tzz,X,V)を適用することによって,最大荷重が約10%低下することが分かった。さらに,最大荷重が作用する最悪海面状態は,強度評価に対して既定した船級規則における海面状態・操船状態と一致しないことが分かった。長さ280~310mのコンテナ船は,荒海の下で向波を避ける傾向があり,追波状態で最大荷重が作用したことを指摘した。そして,最大荷重は,船級規則で仮定されるような向波条件で長さ310~340mのコンテナ船に作用するが,船速は船級規則で仮定したものよりわずかに高いことを指摘した(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
船舶性能 

前のページに戻る