文献

J-GLOBAL ID：202002242977215628   整理番号：20A1130452

回転リングディスク電極上のガス発生反応の電流測定と電気化学的キャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Current Measurement and Electrochemical Characterization of Gas Evolution Reactions on a Rotating Ring-Disk Electrode

著者 (5件)： Bao Yun (Green Hydrogen Research Center, Yokohama National University, Yokohama, Japan) ,  Nagasawa Kensaku (Institute of Advanced Sciences, Yokohama National University, Yokohama, Japan) ,  Kuroda Yoshiyuki (Green Hydrogen Research Center, Yokohama National University, Yokohama, Japan) ,  Mitsushima Shigenori (Green Hydrogen Research Center, Yokohama National University, Yokohama, Japan) ,  Mitsushima Shigenori (Institute of Advanced Sciences, Yokohama National University, Yokohama, Japan)
資料名： Electrocatalysis  (Electrocatalysis)
巻： 11  号： 3  ページ： 301-308  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4306A  ISSN： 1868-2529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水電解中の回転リングディスク電極(RRDE)上の気泡の挙動を,ガス発生反応電極活性を評価するための基礎研究として研究した。電極表面に発生したガスは活性表面積を減少させ,電解に対する過電圧を増加させた。電極の形状が気泡挙動にどのように影響するか,Pt回転リングディスク電極(RRDE)を用いて最適な非閉塞電極表面を得る方法について調べた。電解電流の標準偏差(SD)を得た。SDの値は気泡剥離現象と相関した。回転誘起磁束場は,SDの減少により発生した気泡を除去することを見出した。従って,より大きなSDは,電極表面上の気泡蓄積とガス膜中の表面を示す。リング電極は,酸素および水素発生反応の両方に対して,過電圧において,ディスク電極よりも小さいSDを有するより高い電流を示した。したがって,リング電極は,ガス発生反応を評価するために,円盤電極より良い。最適電流測定条件は,回転速度に対する電流とSDの依存性が十分小さいため,2500rpm以上の回転速度でリング電極を用いた。この条件下で,-0.1VのHER,リング電極は-260mAcm-2を供給し,ディスクは-160mAcm-2を供給した。2.2VでのOERに対して,リング電極は195mAcm-2を供給し,円盤電極は130mAcm-2を供給した。リング電極はディスクより約35%多い電流を捕捉し,これは気泡閉塞の影響により損失される可能性がある。ガス発生反応におけるより良い電流測定を得るために,高回転速度で電極表面から気泡を除去するためにリング電極を用いることが推奨される。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *円板 ,  気泡 ,  電解 ,  *電流 ,  標準偏差 ,  酸素 ,  過電圧 ,  *円盤電極 ,  *電気化学 ,  回転数 ,  電解電流 ,  水素発生反応 ,  *電流測定
準シソーラス用語： *回転ディスク電極 ,  電極表面 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 水電解 ,  気泡挙動 ,  HER ,  OER ,  RRDE ,  電極触媒活性

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  電極過程  (CB07040U) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 回転リングディスク電極 ,  ガス発生 ,  電流測定 ,  電気化学 ,  キャラクタリゼーション