抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ツビンゲンシンBは放線菌から単離されたインドールジテルペノイドであり,抗ウイルス活性および抗腫瘍活性を示す。その構造上の特徴として,カルバゾールが融着したビシクロ[3.2.2]ノネン骨格,および3つの第四級炭素を含む5つの不斉中心が挙げられる。最近,当研究室では,ベンザインとシクロヘキサジエンとの分子内Diels-Alder反応,橋頭位カチオンを経由する環拡大反応,および橋頭位アニオンを活用した置換基導入,を鍵反応として活用し,本化合物の全合成を達成した。(著者抄録)