文献
J-GLOBAL ID:202002243689849462   整理番号:20A1013368

プロポフォール麻酔中の位相遅延エントロピーを用いた麻酔深度とEEGバンドパワーのモニタリング【JST・京大機械翻訳】

Monitoring of anesthetic depth and EEG band power using phase lag entropy during propofol anesthesia
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7417A  ISSN: 1471-2253  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
位相遅れエントロピー(PLE)は,脳における周波数信号の位相関係における時間的パターン多様性を測定するために,四チャネル脳波(EEG)を用いる新しい麻酔深度指標である。本研究の目的は,PLEを用いて麻酔深度モニタリングを評価し,プロポフォール麻酔中のPLEとバイスペクトル指数(BIS)値の間の相関を評価することであった。選択的手術を受けている35人の成人患者において,麻酔は,目標制御注入(Schneiderモデル)を用いてプロポフォールで誘発された。プロポフォールの標的効果部位濃度(Ce)が挿管前に2,3,4,5,および6μg/mlに達したときのPLE値,生EEG,BIS値,および血行動態データを記録し,筋肉弛緩薬の挿管および注射後6,5,4,3,2μg/mlに達した。PLEモニターからのPLEと生EEGデータが,プロポフォールのCeが変化するにつれて麻酔深度を反映し,PLE値がBIS値に匹敵するかどうかを分析した。PLE値はプロポフォールCeの変化と逆相関した(0から6.0μg/ml,r2=-0.83;プロポフォールCeは6.0から2.0μg/ml,r2=-0.46)。PLEモニターから得られたEEGのスペクトル解析において,持続性スペクトログラムは意識消失(LOC)と意識回復(ROC)における広範囲のパワー分布を明らかにし,意識の間に狭い分布を示した。パワースペクトログラムは,遅いアルファ周波数帯振動を伴うプロポフォール麻酔で見られる典型的なパターンを示した。PLE値は,プロポフォールCeの0から6.0μg/mlへの変化の間のBIS値と強い相関を示した(r2=0.84)。PLEとBIS値はLOC(62.3対61.8)(P>0.05)で類似していたが,PLE値はROC(64.4対75.7)でBIS値より小さかった(P<0.05)。PLE値は,プロポフォール麻酔中のBIS値と同様に有用な麻酔深度指標である。PLEモニタから得られたEEGのスペクトル解析は,プロポフォール麻酔で見られる典型的なパターンを示した。この臨床試験は,2017年10月(NCT03299621)のClinicalTrials.govで遡及的に登録された。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
全身麻酔 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (33件):

前のページに戻る