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J-GLOBAL ID：202002243702282323   整理番号：20A0795485

大陸東南アジアにおけるPM2.5とO_3大気質の数値評価:将来の予測された人為的放出変化の影響と将来の気候変動インパクトとの組合せにおけるその影響【JST・京大機械翻訳】

Numerical assessment of PM_2.5 and O₃ air quality in Continental Southeast Asia: Impacts of future projected anthropogenic emission change and its impacts in combination with potential future climate change impacts

著者 (6件)： Nguyen Giang Tran Huong (Graduate School of Engineering, Osaka University, Suita, Japan) ,  Nguyen Giang Tran Huong (Department of Environment and Natural Resources, Da Lat University, Da Lat, Viet Nam) ,  Shimadera Hikari (Graduate School of Engineering, Osaka University, Suita, Japan) ,  Uranishi Katsushige (Graduate School of Engineering, Osaka University, Suita, Japan) ,  Matsuo Tomohito (Graduate School of Engineering, Osaka University, Suita, Japan) ,  Kondo Akira (Graduate School of Engineering, Osaka University, Suita, Japan)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 226  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 将来の大気質は人為的放出変化と気候変動に応じて変化する。本研究では,先進的なオンライン結合気象研究と予報(WRF)とコミュニティ多重スケール大気質(CMAQ)モデルを大陸東南アジアに適用した。目標は,将来の人為的放出における予測変化の影響と,2.5μm以下の空気力学的直径(PM2.5)とオゾン(O_3)大気質を有する将来の粒子状物質に及ぼす気候変動影響との組合せにおける影響を研究することであった。現在の法律(CLE)シナリオの下で,2050年と2010年の短寿命汚染物質(ECLIPSE)排出データベースの気候と大気質の影響を評価して,2010年の大気汚染(HTAP)排出の半球輸送をスケーリングすることにより,将来の人為的排出を生産した。将来の気候予測を,将来の(2046~2055)気候条件を用いた擬似地球温暖化(PGW)技術に基づく動的ダウンスケーリング法と,結合モデル相互比較実験(CMIP5)コミュニティ地球システムモデル(CESM)データと2014気象条件により提供された現在(2006~2015)気候条件を実行することにより得た。2つの代表的集中経路(RCP)気候シナリオ,RCP4.5とRCP8.5を考慮した。全体として,人為的放出変化だけが,将来の期間においてより高いPM2.5とO3レベルを引き起こすように見えた。4つの目標国,すなわちカンボジア,ラオス,タイ,ベトナムにおいて,平均PM2.5とO3濃度は乾季の間に+4.56μg/m3(+13.76%)と+5.12ppb(+13.20%)増加し,雨季にはそれぞれ+3.03μg/m3(+27.72%)と+5.89ppb(+23.97%)であった。PM2.5増加は一次PM2.5とPM2.5前駆体の放出成長に起因する。PM2.5種の間で,増加傾向は主に人為的二次有機エーロゾル(PM2.5ASOA),硫酸イオン(PM2.5SO42-),硝酸イオン(PM2.5NO3-),およびアンモニウムイオン(PM2.5NH4+)濃度に対して予測されたが,減少傾向は主に中国における一次PM2.5放出減少による元素炭素(PM2.5EC)と一次有機エーロゾル(PM2.5POA)濃度に対して予測された。O_3増加は,非メタン揮発性有機化合物(NMVOCs)放出増加よりも高い窒素酸化物(NO_x)放出増加により駆動される。NO_x制限領域は大部分がこの領域を支配するからである。大陸東南アジアにおける将来のPM2.5とO3の増加は,インドにおける汚染物質放出成長によっても寄与されている。組合せにおける気候変動と排出物変化によって駆動して,PM2.5とO3成分における上昇は,RCP4.5シナリオにおけるそれよりRCP8.5シナリオにおいてより大きかった。RCP4.5シナリオの下で,4つの目標国を通してのPM2.5とO3濃度は乾季の間に+3.43μg/m3(+10.36%)と+4.37ppb(+11.27%)増加し,雨季の間,+2.20μg/m3(+20.15%)と+5.20ppb(+21.16%)であった。RCP8.5シナリオの下で,それらは,乾季の間,+7.10μg/m3(+21.43%)と+6.35ppb(+16.38%),雨季の間,それぞれ+3.08μg/m3(+28.15%)と+6.20ppb(+25.20%)増加する。シミュレーション結果は,放出傾向がPM_2.5とO_3濃度における変動における主要因子であることを示した。一方,気候変動も重要な役割を果たした。ECLIPSE CLEシナリオにおける現在の規制と汚染管理は,地域におけるより良いPM2.5とO_3大気質のために不十分であった。より強い放出制御戦略は,特にRCP8.5シナリオの下で,このPM2.5とO3大気質劣化に対処するために必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  大気汚染 ,  オゾン ,  *気候 ,  酸化窒素 ,  気象条件 ,  *大陸 ,  雨季 ,  乾季 ,  揮発性有機化合物 ,  地球温暖化 ,  *PM2.5
準シソーラス用語： 二次有機エアロゾル ,  *大気質 ,  有機エアロゾル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： オンライン結合WRF-CMAQモデル ,  将来のエミッション ,  気候変動の影響 ,  微粒子状物質 ,  オゾン ,  大陸東南アジア

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  大気汚染一般  (SB03010B)

タイトルに関連する用語 (11件)： 大陸 ,  東南アジア ,  大気質 ,  数値 ,  評価 ,  予測 ,  放出 ,  将来 ,  気候変動 ,  インパクト ,  組合せ