抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本実験では、飼料と飲水に複合有機酸を添加し、離乳子豚の成長性能、胃腸管内容物のpH、血清生化学的指標、栄養物質の見かけ消化率及び空腸粘膜における分泌型免疫グロブリンA(SIgA)含有量への影響を検討することを目的とした。21日齢、体重が(6.0±1.0)kgの健康な「杜×長×大」の3元交雑離乳子豚120頭を選び、無作為にI、III、IV群に分け、各群5反復、各反復6頭とした。I群は対照群とし、基礎飼料を給餌した。II群は抗生物質群であり、基礎飼料に0.05%のフジニアマイシンプレミックス(フジニアマイシン含有量50%)を添加した。III群は有機酸性化剤群であり、基礎飼料に0.2%の複合有機酸Bを添加し、飲水に0.1%の複合有機酸Aを添加した。IV群は有機酸性化剤群であり、基礎飼料に0.2%の複合有機酸Bと0.3%の複合有機酸Cを添加した。試験期間は2135日齢(離乳後2週間)であった。結果:1)I、II群と比べ、III群の平均日採食量(ADFI)は大幅に向上し(P<0.05)、III、IV群の飼料重比はある程度低下したが、差異は顕著ではなかった(P>0.05)が、4群間の下痢率と死亡率に有意差はなかった(P>0.05)。2)I、II群と比べ、III、IV群の胃、十二指腸の内容物のpHは顕著に低下し(P<0.05)、空腸、回腸、結腸の内容物のpHは著しい差がなかった(P>0.05)が、低下した傾向があった。3)II、IV群の子豚の腸は飼料中の粗脂肪、粗繊維、粗タンパク質の見かけ消化率に対してI群に比べ、顕著な差異はなかった(P>0.05)が、ある程度向上した。(4)III、IV群の血清アルカリホスファターゼ活性はI、II群より明らかに低下した(P<0.05)。III群の血清アラニンアミノトランスフェラーゼ活性はII群に比して有意に低かった(P<0.05)。III群の血清総蛋白含有量はI、II群よりある程度高かった(P>0.05)。IV群の血清アスパラギン酸トランスアミナーゼ活性、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)含有量はI、II群より低かった(P>0.05)。5)III、IV群の空腸粘膜中のSIgA含量はI、II群より明らかに高かった(P<0.05)。以上のように、離乳子豚の飲水及び飼料に複合有機酸を配合或いは単独添加すると、離乳子豚の成長性能を向上させ、子豚の腸の健康状況を改善することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】