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J-GLOBAL ID:202002245973158114   整理番号:20A0797546

外海沿岸入江における砂質干潟上のNihonotrypaea harmandi(甲殻亜門,十脚目,アナエビ下目,スナモグリ科)個体群における半月幼生放出周期に続く半月での幼生後の定着周期

Semilunar postlarval settlement periodicity ensuing from semilunar larval release cycle in the Nihonotrypaea harmandi (Crustacea, Decapoda, Axiidea, Callianassidae) population on an intertidal sandflat in an open marine coastal embayment
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 161-195  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1642A  ISSN: 1438-390X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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海の潮間帯に生息する多くの十脚甲殻類は沿岸の海に向かって幼生を放出し,幼生後(デカポディッド:定住段階の幼生)は生まれた地点に回帰する。デカポディッド定住過程はほとんど理解されていない。以前の研究は,九州において大きな河口近くの沿岸海洋に連結する開放湾の砂質干潟上のハルマンスナモグリエビ個体群が,6月から10月にかけて半月周期で,基本的に8バッチの幼生を放出し,十脚類は日周垂直移動を行い,水柱で夜間に発生することを示した。著者等は,(a)1つの繁殖期を通しての砂質地盤での個体群密度とサイズ構成のための頻繁なサンプリング,(b)湾口周辺のデカポディッドのためのプランクトンと底生生物のサンプリング,(c)潮汐調和解析のための湾口を横切る3点での流速計の配置を実施した。砂質地盤では,新たに定着したデカポディッド(定着者)の6バッチが,10月まで半月周期で出現し,最初の1つを除いて,朔望日の0~3日前にピークが生じた。幼生バッチ1~4については,7月~10月中旬に浮力で引き起こされる岸向き亜表層流は,いくつかのデカポディッド前幼生(ゾエア)を湾に向かって輸送する。予想される定着者のバッチ7~8が存在しないのは,10月中旬以降に沖にゾエアを運ぶ季節風と水柱の混合によって引き起こされた逆の表面流に起因すると考えられる。湾に入った後,夜相と夜間の平均岸向き潮流がバッチ1~4の定着パターンを説明した。9月中旬~10月中旬に発生したバッチ5~6では,季節風と潮汐力により発生した水流が潮汐駆動によるデカポディッド輸送から予想された時間後に定着のピークを引き起こした可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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個体群生態学 
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