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J-GLOBAL ID:202002245981589778   整理番号:20A2198004

緑色硫黄細菌Chlorobaculum tepidumにおけるグリコシル化カロチノイドによる嫌気性エネルギー散逸【JST・京大機械翻訳】

Anaerobic energy dissipation by glycosylated carotenoids in the green sulfur bacterium Chlorobaculum tepidum
著者 (6件):
資料名:
巻: 403  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カロチノイドは,光収穫と光保護によって自然光合成を支える線状ポリエンと普遍的な色素分子である。いくつかのカロチノイドは,それらのポリエン骨格の末端でグリコシル化され,それらの光化学的および光学的特性に明らかに影響しない。偏性光合成嫌気性菌である緑色硫黄細菌(GSB)において,カロチノイドグリコシドは光合成反応中心(RC)複合体に特異的に結合する。同一のポリエン骨格を有する他の非グリコシル化カロチノイドはクロロソームに位置し,それは余分な光捕集オルガネラである。本研究では,モデルGSB種Chlorobaculumtepidumにおけるカロチノイドグリコシル化に関与する遺伝子を欠く変異株ΔcruCを単離した。光合成成長とエネルギー移動反応に対する変異の影響を調べた。ΔcruC変異細胞は,高光条件下で野生型(WT)細胞よりも著しく遅くなった。エネルギー移動反応は,光合成装置の組織化に明らかな効果は見られなかったにもかかわらず,RC複合体のバクテリオクロロフィル(BChl)aの間で遅れた。速度論的分析は,BChl aの励起エネルギーのほぼ半分が,厳密な嫌気性環境下でも,WT RC複合体で構成的に消光されたことを明らかにした。ΔcruC変異株表現型は,グリコシル化カロチノイドがC.tepidumにおける光収穫ではなく,エネルギー消散として機能することを示した。自然光合成の現在の理解は,いかなるエネルギー散逸機構も,クロロフィルの三重項励起状態によって増感される活性酸素種の生成を避けるべきであるということである。しかし,これらの結果は,GSBで見出されたカロチノイドグリコシドが,嫌気性エネルギー散逸の以前に未同定の機能にも役立つことを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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光合成  ,  微生物学(ウイルス以外)一般  ,  光化学反応 
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