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J-GLOBAL ID:202002246897360388   整理番号:20A2514796

抗菌ペプチドLL-37は好中球からの微小胞放出の誘導を介してマウス敗血症モデルを改善する【JST・京大機械翻訳】

Antimicrobial peptide LL-37 ameliorates a murine sepsis model via the induction of microvesicle release from neutrophils
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 565-579  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5243A  ISSN: 1753-4259  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Sepsisは,感染に対する全身性調節不全炎症反応によって引き起こされる生命を脅かす疾患である。著者らは以前にヒトカテリシジン抗菌ペプチドであるLL-37が盲腸結紮と穿刺敗血症マウスの生存を改善することを明らかにした。好中球から放出される微小胞は敗血症生存者で上昇することが報告されている。しかし,敗血症におけるエクソソームの機能は殆ど知られていない。そこで著者らは,盲腸結紮と穿刺モデルにおけるLL-37誘導エクソソーム放出に焦点を当てて,敗血症に対するLL-37の保護作用を解明した。結果は,細菌負荷の減少を伴うLL-37投与によるエクソソームレベルの増加を示した。重要なことに,LL-37注入盲腸結紮および穿刺マウスから分離したエクソソームは,PBS注入盲腸結紮および穿刺マウスと比較して,より多量の抗菌蛋白質/ペプチドを含み,より高い抗菌活性を示し,LL-37がin vivoで抗菌能を有するエクソソームの放出を誘導することを示唆した。実際,LL-37はマウス骨-骨髄好中球をex vivoで放出し,LL-37誘導エクソソームは抗菌能を有していた。さらに,LL-37誘導エクソソームの投与は,細菌負荷を減少させ,盲腸結紮と穿刺マウスの生存を改善した。これら観察は,LL-37が盲腸結紮と穿刺マウスで抗菌エクソソームの放出を誘導し,これにより細菌負荷と致死的敗血症状態からマウスを保護することを示す。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生理活性ペプチド  ,  感染症・寄生虫症一般 

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