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J-GLOBAL ID：202002247210806524   整理番号：20A1330896

時間領域差分法による表層地盤の非線形応答の計算

Computation of non-linear site response by the time-domain finite-difference method

著者 (4件)： 鳥越友輔 (岡山大 理) ,  鳥越友輔 (岡山大 大学院環境生命科学研究科) ,  小松正直 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  竹中博士 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 岡山大学地球科学研究報告(Web)  (Okayama University Earth Science Reports (Web))
巻： 26  号： 1  ページ： 1-17 (WEB ONLY)  発行年： 2019年12月27日 
JST資料番号： U0133A  ISSN： 1340-7414  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SH平面波入射に対する一次元的に不均一な地下構造の非線形応答をモデル化するための時間領域スタッガード格子有限差分コードを開発した。線形部分に対する弾性力学方程式の速度-応力定式化を採用し,応力と歪の間の非線形関係に対する弾塑性レオロジーモデルを採用した。本論文では,このコードを線形弾性から非線形までの4つの構成モデルに適用した:1)線形弾性モデル,2)線形粘弾性モデル,3)弾塑性モデル,4)浅い砂と粘土構造をシミュレートし,Rickerウェーブレットの垂直入射SH平面波によって振動させ,低歪減衰(粘弾性効果)及び/またはヒステリシス減衰(非線形効果)を含む線形及び非線形土壌挙動を比較した。また,2000年の鳥取県西部地震(Mw6.8)の局所強震記録に適用した。次に,高周波帯域でのスペクトル振幅の減少やピーク周波数の低周波数へのシフトのような非線形サイト応答の特性をシミュレーションした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 大地震 ,  有限差分時間領域法 ,  平面波 ,  応答 ,  *地震動 ,  非線形性 ,  地下構造 ,  地震観測
準シソーラス用語： 2000年鳥取県西部地震 ,  強震観測 ,  *地盤応答 ,  非線形応答

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 時間領域差分法 ,  表層地盤 ,  非線形応答 ,  計算