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J-GLOBAL ID：202002247278509264   整理番号：20A1851709

AI時代の情報教育のゆくえ - 巻頭言にかえて -

The Future of Informatics Education in the AI Age: - As a Preface -

著者 (1件)： 加納寛子 (山形大学)
資料名： 情報教育ジャーナル(Web)  (Journal of Informatics Education (Web))
巻： 1  号： 1  ページ： 1-6(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1616A  ISSN： 2433-5703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,情報教育およびその周辺の概念規定を精査し,AI時代の情報教育のゆくえについて論ずる.1970年代のコンピュータは,まず操作方法を教育しなければならなかったが,50年近くたった現在のコンピュータは,ユーザビリティーが格段高くなった.しかしながら,人によるわずかな操作が,フェイクニュースや誹謗中傷の拡散などの新たな社会問題を引き起こしている.それ故,50年前の情報教育はコンピュータ教育中心であったが,AI時代の情報教育は,情報社会論やサイバー・サイコロジーに関連した領域の情報教育へシフトしていく必要がある.そして,国民の素養・教養としての情報教育の重要性は増すであろう.(著者抄録)

シソーラス用語： *技術教育 ,  *CAI【計算機】 ,  *人工知能 ,  技術展望 ,  使用性 ,  社会問題 ,  心理学 ,  情報技術
準シソーラス用語： *AI【人工知能】 ,  サイバーサイコロジー ,  ユーザビリティ ,  *情報教育

著者キーワード (16件)： 情報教育 ,  情報社会論 ,  サイバー・サイコロジー ,  情報リテラシー教育 ,  コンピュータ教育 ,  プログラミング教育 ,  情報学 ,  アンプラグド・コンピューティイング ,  Informatics Education ,  Informatics Society Theory ,  Cyber Psychology ,  Information Literacy Education ,  Computer Education ,  Programming Education ,  Informatics ,  Unplugged Com-puting

分類 (3件)： 技術教育  (JA01050T) ,  CAI  (JE09000G) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (17件)：

• 1)\tシャノン,クロード・E,ウィーバー,ワレン(著),植松友彦(訳)(2009), 通信の数学的理論,筑摩書房, (東京).
• 2)\t 文部科学省(2009),高等学校学習指導要領, 101-103.
• 3)\t加納 寛子 (2017),AI時代の情報教育,大学教育出版,(岡山).
• 4)\tHANNELORE, B. RADER (2002) Information Lit-eracy 1973-2002: A Selected Literature Review, LIBRARY TRENDS, Vol. 51, No. 2, :242-259.
• 5)\tZurkowski, Paul G. (1974) The Information Service Environment: Relationships and Priorities, Related Paper No.5, National Commission on Libraries and Information Science, Washington, DC.

タイトルに関連する用語 (2件)： AI ,  情報教育