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J-GLOBAL ID:202002247704011993   整理番号:20A0625626

高分子ナノ粒子へのカプセル封じによる天然産物5-リポキシゲナーゼ阻害剤ヒペルホリンの生物活性の改善【JST・京大機械翻訳】

Improved Bioactivity of the Natural Product 5-Lipoxygenase Inhibitor Hyperforin by Encapsulation into Polymeric Nanoparticles
著者 (13件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 810-816  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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薬用植物St.JohnのWort由来の高度に疎水性のプレニル化アシルフロログルシノールであるヒペルホリンは,抗炎症特性を有し,重要な酵素5-リポキシゲナーゼ(5-LO)を阻害することにより炎症誘発性ロイコトリエンの形成を抑制する。その強い有効性と5-LOによる干渉の独特の分子モードにもかかわらず,ヒペルホリンの高い親油性はin vivoでその有効性を阻害し,その結果,特に乏しい水溶性と強い血漿(アルブミン)蛋白質結合のためにその治療価値を損なう。多くの他の疎水性5-LO阻害剤に実際に適用されるこれらの障害を克服するために,血漿蛋白質結合を避けるために,アセチル化デキストラン(AcDex)から成るナノ粒子(NPs)にカプセル化し,生理学的に関連した条件下で細胞供給を改善した。カプセル化されたヒペルホリンはヒト好中球において5-LO活性を強く抑制したが,予想されるように無細胞アッセイにおいて5-LO活性を妨害することはできなかった。ヒト血清アルブミン(HSA)の存在下で,ヒペルホリンは,強いアルブミン結合のため,細胞5-LO活性を阻害することができなかった。しかし,NPsにカプセル化されたとき,ヒペルホリンはHSAの存在下で5-LO活性の強い阻害を引き起こした。まとめると,AcDexに基づくNPへの親油性5-LO阻害剤の代表としての高度に疎水性のヒペルホリンのカプセル化は,血漿蛋白質結合の効果的な取り込みと回避のために,アルブミンの存在下で好中球における5-LO活性の効率的な阻害を可能にする。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療 

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