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J-GLOBAL ID：202002247706266705   整理番号：20A1567936

μSRによる正孔・電子ドープSr₂IrO₄の磁気状態の研究

μSR study of the magnetic state in hole and electron doped Sr₂Ir_O4

著者 (11件)： TSUNODA S. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  HORIGANE K. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  OKABE H. (KEK, Ibaraki, JPN) ,  MACHIDA K. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  AKIMITSU M. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  KAWASHIMA K. (IMRA Material R&D Co., LTD., Aichi, JPN) ,  HORIE R. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  KOBAYASHI K. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  KODA A. (KEK, Ibaraki, JPN) ,  KADONO R. (KEK, Ibaraki, JPN) ,  AKIMITSU J. (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： JPS Conference Proceedings (Web)  (JPS Conference Proceedings (Web))
巻： 30  ページ： ROMBUNNO.011145 (WEB ONLY)  発行年： 2020年03月19日 
JST資料番号： U1201A  ISSN： 2435-3892  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・Sr_2-xLa_xIrO₄及びSr_2-xK_xIrO₄の多結晶試料について,軽く正孔(K)および電子(La)をドープしてμSR測定。
・Laをドープした場合のZF-μSRの研究により,長距離秩序化された相(~10%)と短距離磁気グリフィス相がT_N以下の温度で実現。
・有効なIrモーメントの大きさは0.053μBで,これは,Sr₂IrO₄(0.4μB)よりも実質的に小さく,Ir原子に電子が導入されていることを示唆。
・正孔ドープされたSr_1.955K_0.045IrO₄のZF-μSR時間スペクトルは,T_N以下で正弦波状に振動,μSR周波数はSr₂IrO₄とほぼ一致。
・有効Irモーメントが変化しない理由は不明だが,150K以下で出現し秩序相の磁気モーメントに由来する可能性があることを発見。
・この結果は,正孔キャリアがSr_2-xK_xIrO₄系の頂点酸素に導入されたことを示唆。

シソーラス用語： *μSR ,  *ドーピング ,  *イリジウム化合物 ,  *酸素酸塩 ,  *ストロンチウム化合物 ,  磁気的性質 ,  状態 ,  ランタン ,  カリウム ,  長範囲規則度 ,  Neel温度 ,  磁気モーメント
準シソーラス用語： *正孔ドーピング ,  *電子ドーピング ,  *イリジウム酸塩 ,  磁気状態 ,  長距離秩序

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (6件)： μSR ,  正孔 ,  電子 ,  ドープ ,  磁気状態 ,  研究