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J-GLOBAL ID：202002247756149328   整理番号：20A2784458

沖合活断層とその堆積物に起因する津波【JST・京大機械翻訳】

Tsunamis caused by offshore active faults and their deposits

著者 (3件)： Takashimizu Yasuhiro (Niigata University, Japan) ,  Kawakami Gentaro (Geological Survey of Hokkaido, Japan) ,  Urabe Atsushi (Niigata University, Japan)
資料名： Earth-Science Reviews  (Earth-Science Reviews)
巻： 211  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0834A  ISSN： 0012-8252  CODEN： ESREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,地震と津波の歴史的記録と現代の観測に基づき,日本海の東縁(EMJS)に沿った沖合活断層によって引き起こされた沿岸津波の可変特徴をレビューした。EMJS海岸に沿って発見された津波堆積物も導入し,堆積環境に依存して分類した。EMJSに沿って高密度に分布し,津波を生成する沖合活断層は,後期漸新世から中新世期の日本海背弧海盆の開口に由来する。EMJSの大きな津波を引き起こす地震の大きさは8.0以下であった。断層面の大きさ(津波源地域とほぼ等しい)は,長さ約10×100と数10kmであった。逆型断層の滑り距離は20m未満であった。津波堆積物の堆積特性と堆積過程は,沿岸低地,海洋テラス,沿岸ラグーン,内陸池のような様々な環境における堆積物から得られた。沿岸ラグーンへの海水流入の指標として,無機土壌を層間挿入する砂利層や,完新世海洋テラス,渦鞭毛藻類嚢胞,有孔虫ライニングのような,津波堆積物の同定に用いる,いくつかのユニークなアプローチをレビューした。EMJSにおける地震と津波の空間分布と再発は,以前の古津波研究に基づいて見出された。沖合活断層と巨大衝上地震による津波堆積物間の差は,堆積環境と構造ではなく,水平と垂直方向にのみ現れる。したがって,推定したデータは,沖合の活断層モデルの推定および将来における以前の津波災害再構築の検証に使用できる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 堆積環境 ,  地震 ,  *津波 ,  海岸 ,  ラグーン ,  海洋 ,  完新世 ,  中新世 ,  沿岸 ,  *活断層 ,  低地 ,  津波堆積物 ,  古津波 ,  有孔虫門 ,  微生物 ,  原生動物 ,  肉質類
準シソーラス用語： 有孔虫 ,  *沖合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 津波堆積物 ,  沖合活断層 ,  日本海東縁 ,  津波 ,  地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  堆積環境,層相  (DE05030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 沖合 ,  活断層 ,  堆積物 ,  起因 ,  津波