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J-GLOBAL ID:202002247816384021   整理番号:20A1109128

インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ2により産生されるキヌレニンはマウスにおける四塩化炭素による急性肝損傷を悪化させる【JST・京大機械翻訳】

Kynurenine produced by indoleamine 2,3-dioxygenase 2 exacerbates acute liver injury by carbon tetrachloride in mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 438  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0444C  ISSN: 0300-483X  CODEN: TXCYAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キヌレニン(Kyn)は免疫チェックポイント分子として重要な役割を果たし,そのアリール炭化水素受容体(Ahr)を介して種々の免疫応答を調節する。Kynはインドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ(Ido)とトリプトファン2,3-ジオキシゲナーゼ(TDO)により合成される。IDOはトリプトファン異化の約90%に寄与する。Kynは種々の肝障害で増加しているが,IDO1,IDO2,TDOは異なる細胞型で活性化されるので,肝障害におけるKynの役割は複雑である。本研究において,四塩化炭素(CCl_4;1ml/kg,i.p.)誘導急性肝障害におけるIDO2の役割を,IDO2ノックアウトマウスとIDO2阻害剤を用いて調べた。CCl_4処理の後,肝臓におけるKynのトリプトファンへの比率とKynのレベルは増加し,核AhrとCyp1a1mRNAの増加によって明らかにされたように,AhR媒介シグナル伝達の活性化を伴った。IDO2(IDO2-/-)のノックアウトおよびIDO2阻害剤1-メチル-D-トリプトファン(D-1MT;100mg/kg,i.p.)による処理は,AhR仲介シグナリングの誘導低下を伴ってCCl4誘導肝障害を減弱させた。IDO2-/-マウスへのd-KYN(100mg/kg,i.p.)の投与は,IDO2欠損の効果を相殺し,CCl4処理により急性肝障害を悪化させた。加えて,反復CCl_4投与により誘導された肝線維症は,IDO2-/-マウスで抑制された。結論として,肝臓におけるIDO2およびKynの作用は,重篤な肝細胞障害および肝線維症を予防する可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  腫よう免疫  ,  酵素生理 

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