文献
J-GLOBAL ID:202002247987811648   整理番号:20A1909594

六方最密充填円筒ドメインを形成するブロック共重合体溶液の線形粘弾性と分子動力学に関するレオオプティカル研究

A rheo-optical study on the linear viscoelasticity and molecular dynamics of block copolymer solutions forming hexagonal close-packed cylindrical domains
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1085-1091  発行年: 2020年09月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
六方最密充填円筒ドメインを形成するブロック共重合体溶液の線形粘弾性特性とそれらの緩和動力学を,応力と歪誘起複屈折の同時測定に基づくレオオプティカル法を用いて研究した。試料溶液は,PS-b-PIジブロック共重合体およびDOPとSALACOS913の混合溶媒からなり,それぞれPSとPIの両方の中性溶媒であり,PIの選択性の高い溶媒である。共重合体濃度を固定し,六方最密充填円筒構造から球状構造へのドメイン構造を変えるために混合溶媒のDOP分率を増した。振動歪誘起複屈折の歪に対する複素比である複素歪-光学係数の符号は周波数に伴って変化し,粘弾性緩和スペクトルは多重緩和モードを含むことが判明した。修正応力-光学則の支援で,4つの緩和モードを首尾よく推定した。4つのモードを,(1)コロナ鎖の再配向,(2)コア鎖の再配向,(3)ドメインの変形,および(4)結晶粒の再配向に割り当てた。円筒構造の固有複屈折は1.7×10-5であることが分かった。結晶粒再配向のエントロピー応力を仮定することにより,粒径を粘弾性強度から約0.2μmであると推定した。六方最密充填円筒ドメインを形成するブロック共重合体溶液の線形粘弾性特性を,レオオプティカル法を用いて研究した。修正応力-光学則に基づいて,複素剪断弾性率を4つの緩和モードに分離した。各モードに関連した応力-光学係数の符号と大きさを考慮して,4つのモードを(1)コロナ鎖の再配向,(2)コア鎖の再配向,(3)ドメインの変形,および(4)結晶粒の再配向に割り当てた。結果を球状ドメインの結果と比較した。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2020 Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子の立体構造 

前のページに戻る