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J-GLOBAL ID:202002248215315698   整理番号:20A0459279

ヒスタミン受容体作動薬は抗炎症プログラミングを誘発することにより重度の心腎傷害を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Histamine receptor agonist alleviates severe cardiorenal damages by eliciting anti-inflammatory programming
著者 (17件):
資料名:
巻: 117  号:ページ: 3150-3156  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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心不全と慢性腎疾患は,国際的に罹患率と死亡率の主要な原因である。これらの機能障害は一般的であり,しばしば共存するが,心臓腎臓調節におけるそれらの関係に関与する因子は,主に詳細な分子標的の欠如により,依然としてほとんど知られていない。ここでは,アンギオテンシンII(AngII),腎切除および塩(ANS)で共処理した重症心機能不全の前臨床マウスモデルにおける血漿ヒスタミンの増加を見出した。ANSマウスは,マウスにおけるヒスチジン脱炭酸酵素の遺伝的不活性化により,心不全およびヒスタミン枯渇を伴う腎機能障害を示し,左心室部分短縮および腎糸球体および尿細管損傷の減少を含むANS誘導心臓および腎臓異常を悪化させた。興味深いことに,ヒスタミン受容体H3の薬理学的阻害はANSマウスにおける心不全と腎臓損傷を促進したが,H3作動薬イムmeth(Imm)の投与は心臓腎損傷に対して保護的であった。血液サンプルを用いた腎臓および生化学検査のトランスクリプトーム解析は,ANSマウスにおける炎症増加がImmにより軽減されることを示した。これらの結果は,神経発生疾患に対する薬物開発の最初の目的を超えて,H3作動薬の薬理学的使用を拡張し,心臓腎損傷に対する抗炎症遺伝子発現プログラミングを誘発するH3作動薬の治療的可能性に対する意味を有する。Copyright 2020 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  分子遺伝学一般 

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