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J-GLOBAL ID：202002248668735119   整理番号：20A1983750

タイマ機構による複数ワークフロー間の工程集約方式

A Method of Workflow Processes Aggregation across Multiple Workflows with the Timer Algorithm

著者 (6件)： 須藤侑一 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  佐藤亮介 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  尾居愛子 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  坂田浩亮 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  萩原宜和 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  古川毅 (NTT ネットワークサービスシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 109(ICM2020 8-17)  ページ： 19-24 (WEB ONLY)  発行年： 2020年07月09日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,通信キャリアにおいては,ワークフローエンジン(WFE)など自動化システムを用いた業務効率化を推進している.キャリアネットワークの保守業務では,数百万もの顧客へサービスを提供するために数万から数十万の装置を管理している.そのため複数故障が同時発生した際,複数の故障対応間で相互に情報連携と工程集約(対応間連携に伴う集約)が必要な場合がある例えば,同一ビルで複数の装置が故障している場合,運搬費用やオンサイト稼働の効率性の観点から一度の予備機配送手配に集約することがある.しかし,WFEが実行させる故障対応プロセス(WF)は独立に動作することを前提としているため,予備機手配の集約のようなWF間での情報連携が必要となる動作を定義することが難しく,自動化の妨げとなっている.本稿では,全WFが共通して参照するルールと,ルールそれぞれに起動するタイマを基に集約対象となるWFを決定し操作を行うことで実行中の複数のWFの工程を集約する方式を提案し,WFEにおいて保守者が実施している対応間連携に伴う集約の自動化を実現する.(著者抄録)

シソーラス用語： タイマ ,  *ワークフロー ,  工程管理 ,  技術 ,  *通信業 ,  保守管理 ,  自動化 ,  規則 ,  *設備管理 ,  ソフトウェア
準シソーラス用語： オープンソースソフトウェア ,  ルール ,  故障管理 ,  工程管理技術

分類 (2件)： 通信工学・通信事業一般  (ND01000D) ,  計算機利用技術一般  (JE01000C)

引用文献 (9件)：

• 尾居愛子,高田篤,坂田浩亮,中島求,“通信キャリアにおけるゼロ タッチオペレーションに向けた保全系ツール連携方式の提案”,信学技報, vol. 119, no. 111, pp. 47-52, July 2019.
• eTOM, https://www.tmforum.org/business-processframework/ 2020/06/08 現在
• Stackstorm, https://stackstorm.com/ 2020/06/08 現在
• Apache Airflow, https://airflow.apache.org/ 2020/06/08 現在
• Rundeck, https://www.rundeck.com/ 2020/06/08 現在

タイトルに関連する用語 (3件)： タイマ ,  ワークフロー ,  工程集約